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2012年5月31日 (木)

笑売繁盛:中小企業総合展2012に参加した

独立行政法人・中小企業基盤整備機構が主催する「中小企業総合展2012 in Kansai:笑売繁盛」がインテックス大阪6号館で開催された(5月30日~6月1日)。

私は、展示会内の「海外展開スクウェア」内の「日本ベトナム経済交流センター」の仕事を手伝った。

仕事は、ベトナム進出の相談に来られる方に助言することである。昨年に比べてブースに立ち寄って下さる方が増えたし、より相談が具体的になったように思われた。

そのほかに展示会に出店されている企業の方々とベトナム進出の可能性をお話した。もっと時間があれば、もっと具体的な商談ができる。キーワードは、ベトナムでの販路拡大である。

こういった展示会に大学生も何人か参加し、各ブースの企業の方々と会話する。3年生にとっては、就活の練習になるし、4年生にとっては中小企業の魅力を実感できる契機にもなる。

事実、そういった大学生が何人か来ていた。流通科学大学からは大学院生が参加し、卒業後の仕事を探っていた。私の学部ゼミ学生は部活優先といったところである。私から見れば、せっかくの「実学」の機会を逃しているのだが、子どものように部活に打ち込む純真な学生も悪くないと思っている。

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2012年5月30日 (水)

橋下徹氏の絶版著書をお送り頂いて御礼!

本日5月30日、大学の私の郵便箱に書籍と思われる封書が入っていた。差出人を見て心当たりがなく、ともかく封を開けてみて驚いた。橋下徹・大阪市長の絶版となった下記の著書が眼に入ったからである。

橋下徹『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術:かけひきで絶対負けない実戦テクニック72』日本文芸社、2003年。

同書を5月22日の本ブログで紹介したが、それは未読であると但し書きをした。それに対して、本当にありがたく親切にも、現物をお送り頂いたのである。感謝・感激であると同時に、ブログ=インターネットの影響力の大きさに身が引き締まった。

送り主にはお名前とご住所が書かれており、改めて御礼をしたいと思うが、ここでは同書の追加的な情報を提供したい。同書の帯(=腰巻き)には、次のように書かれている。

相手を思い通りに動かす実践テクニック:攻防を制するかけひき論から、相手を説き伏せるレトリック、鉄壁の交渉話術まで橋下流・最強の交渉術を明かす!

主な内容
第1章 「脅し」と「利益」絶対負けない”かけひき”術:かわす、攻める、追いつめる・・・・・・レトリックで攻防を制するセオリー

第2章 まんまと相手を言いくるめる逆転の交渉術:ありえない比喩、立場の入れ替え・・・・・相手を錯覚に陥れる詭弁の極意

第3章 
相手を思い通りに動かす戦術論:後手必勝、窓口に一本化、交渉場所設定・・・・・・術中にはめる交渉鉄則

第4章 
自分の土俵に引きずり込む話術のポイント:言い訳、うそ、責任転嫁・・・・・・攻撃をかわし、相手をたたみ込んでいる実践論

第5章 
ピンチを切り抜ける切り札の一手:担当者の交代、データの利用・・・・・・交渉の流れを変える突破術

せっかく頂戴した貴重な書籍であるから、しっかり読ませて頂こうと思ってる。ただ、この時点で要約して指摘できることは、同書が橋下氏の体験に基づいた文字通りの「実践テクニック」であり、極めて説得力のある的確な交渉術が書かれているということである。

各章の中に記載された「相手」を「選挙民」・「既存政党」・「政府」・「官僚」などに置き換えても、そのテクニックまたは交渉術は有効であると思われる。おそらく橋下氏は、選挙(=選挙民との交渉)でも政治活動(=政府・他政党・官僚との交渉)でも無敵であろう。そうであるなら、その結果として総理大臣になっても不思議でない。それでは、その弱点は何か? 

私見では、これまでの交渉術が通用しない相手の出現である。それは橋下氏が経験したことのない相手である。当面、それは外国人・外国メディア・外国政府ということになるのではないか?

注目の橋下徹氏に関する問題、今後も念頭に置きながら考察したいと思う。

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2012年5月29日 (火)

ユビキタスグループ・高木純氏の特別講義

シンガポール在住の高木純氏(ユビキタスグループ代表)を特別講師として5月29日(火)に招聘し、私が担当する2つの科目(企業論とアジアビジネス特講)でご講義を賜った。

高木さんについては、次を参照。http://takagi-jun.com/blog/

今回の高木さんの特別講義は2回目であるが、前回が学生に好評であったので再度お願いすることにした。

彼の実体験から生まれた主な名言は次の通りである。

(1)プライドを捨てる:本当に死ぬ気でお金を儲けようとするなら、早朝は新聞配達から働く。

(2)何事も成功のためには、常識を疑い、非常識を選択する。

(3)過去を引きずって生きる人生か、未来に向かう人生を送るか?

私にとっても、これらは共感を覚えることである。私は学生に対して、自分自身の「差別化戦略」を考えるように常に話している。それが「個性」を発揮することにもなる。これは、高木さんが言う(2)の「非常識を選択する」と共通する。

もちろん高木さんは、「非常識を選択する」前提として合理性や合法性が不可欠であることを指摘されている。それは当然として、このことを換言すれば、「変わり者」・「変人」を恐れるなということであろう。

この意味で、個性を輝かせて活躍している人々は、すべてが変わり者の変人と言えるかもしれない。こういう人々が、世の中を楽しく、また改革していくのではないか?

世界を駆け回る高木さんの今後に注目と期待をしたいし、さらに一層の活躍を応援したいと思う。

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2012年5月28日 (月)

MBS(1179)ラジオ「ベトナム元気」第5回:ホーチミン市のファミリーマート(2)

サイゴン=スカイガーデンのファミリーマートは、現在は目立たない立地であるが、本年7月になれば、おそらく「ベトナム旗艦店」になると述べた。写真下は、その入り口の看板である。

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本当は店内の写真撮影は禁止であるが、ベトナム人の女性店員に笑顔で「チョットだけ」とお願いして、ビナ=エースコック社のカップヌードル(ENJOY)の写真を撮らせて頂いた(写真下)。

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価格は2万ドン。1ドル弱(約80円)である。具材と麺はたっぷりであり、日本の味と変わりないように思われた。また、写真の右端はビールのジョッキである。サッポロビール12缶の購入してジョッキ1つが景品でついてくる。

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このジョッキはタイ製。側面には「サッポロ・プレミアム」というロゴが印刷されている。私の岳父は丸紅OBでビールはサッポロと決めている(注:企業集団=芙蓉グループの影響に違いない)。このジョッキをお土産にするために、私は24缶のケース1箱を購入し、そのビールはベトナム人の友人に贈呈。ジョッキは日本に持ち帰った。

こういった景品・おまけ商法は、ベトナムで有効かどうか。今後の検証が必要な問題と思われる。

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2012年5月27日 (日)

MBS(1179)ラジオ「ベトナム元気」第5回:ホーチミン市のファミリーマート(1)

5月27日(日)のMBS(1179)ラジオ「上田義朗のベトナム元気!」では、ベトナムのコンビニ事情をお話した。

高井美紀アナウンサーからは、おにぎり(=おむすび)の具材について質問されたのだが、実際に食べたのは昨年9月。このブログでも紹介したが、その詳細は忘れていて回答に苦慮した。

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P1020580写真上は、ホーチミン市在住の日本人が多数住んでいる高級アパート、サイゴンス=カイガーデンの正面入り口。写真下は、その右側、ベトナム現地資本のスーパーマーケットである。さらに右側が日本料理店の「繕(ぜん)」である。

その間の狭い通路の奥がファミリーマートである。ベトナムのスーパーマーケットが撤退後にファミリーマートが店舗を7月に拡張・開店する予定になっている。そうなれば、おそらくファミリーマートのベトナム「旗艦店」になるものと思われる。





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2012年5月26日 (土)

ベトナムの労働力不足は農業の生産性向上で補う

ベトナムにおいて都市部周辺の労働力が不足していると言われている。それが賃金上昇の要因の一つにもなっている。

ここで提案がある。農業の生産性を向上させれば、より具体的には農業の機械化・工業化を促進すれば、それに伴って生まれる余剰労働力を都市部周辺の工業部門に投入できるのではないか。

日本では、農閑期に「出稼ぎ」という季節労働者が労働力不足を補ってきたと思われる。二期作や三期作が当たり前のベトナムでは、日本のような農閑期が発生しないのかもしれない。1年を通して労働力が農村で必要とされる。

そうであるからこそ、農業の機械化を積極的に推進するべきである。政府は工業化を進めるというのなら、最初に農業の機械化のための製造業を重点的に育成するべきである。日系企業で言えば、すでに農業機械のクボタやヤンマーがベトナムに進出している。

農業振興と工業化は矛盾しない相乗効果をもつ政策である。緊急課題として提案したい。私がベトナムの閣僚なら・・・・・・。

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2012年5月25日 (金)

投資信託「メコンの恵み」:騰落率で上昇第1位を達成

月曜日に、投資信託「メコンの恵み」が『朝日新聞』に掲載されたことを紹介したが、金融情報のブルームバーグの投資信託のランキングでは同日に第1位になった。

http://www.bloomberg.co.jp/markets/mutualfunds.html

毎日のように基準価格は変動するので順位は上下するが、ほかのベトナム投資ファンドを抑えて堂々の第1位を達成した。

朝日新聞が最近6ヶ月であるが、上記は年初からの騰落率である。個人的に感慨深い出来事である。「さすがにタイ社長!!!」と言わざるをえない。

注:タイ社長は、「メコンの恵み」の投資運用責任者であり、ベトナム国内数学オリンピック第2位(第1位になれば世界大会に出場できる)の秀才。以前の会社では数十億円規模の投資運用も担当。シンガポールでMBA取得。

この「メコンの恵み」は、その設立当初から私が関係しているファンドである。すでに何度も本ブログで紹介してきた。販売は、5月1日から合併した新生「岩井コスモ証券」である。

メコンの恵み」は、ベトナムのみならず、ラオスとカンボジアの株式および未上場株に投資する。現在、ラオス株式を少量購入しているだけである。ベトナム・ラオス・カンボジアの株式が適度に分散して投資されるようになれば、より独自性を発揮した特徴ある投資ファンドになるであろう。

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2012年5月24日 (木)

傾斜資源配分で優位性を確立する

大学3年生のゼミで、遠藤功『企業経営入門』(日経文庫)を輪読している。

その第1章では、傾斜資源配分で競争優位性を確立すると指摘されている。ある分野に経営資源を重点的に配分しなければ、競争相手に対する優位性は獲得できないという意味である。

これは当然のことであり、頭では理解できても、なかなか実践は難しいのではないか。通常は資源配分の均衡=バランス=調和を考えているとすれば、その「傾斜」には一般に抵抗感が生まれるからである。。

ある特定の分野をターゲットにして、それに経営資源を集中する。これには「開き直り」もしくは「決断」・「割り切り」といったリーダーの決断が必要不可欠である。リーダーが決断しなければ、自然には「傾斜」するようなことにならないし、仮に傾斜しても、元に戻るのではないか。

以上の意味で、競争優位性を確立するためにリーダーの決断は重要ではないか。教科書を学生と読みながら、学生に質問しながら、こんな話を私はしている。

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2012年5月23日 (水)

勝新太郎・田村高広「兵隊やくざ」シリーズ

間違いなく日本映画を代表する名優とみなされる勝新太郎と田村高広(いずれも故人)に共通した代表作は映画「兵隊やくざ」シリーズであろう。

映画館ではなく、もっぱらテレビで私は視聴してきたが、このシリーズは不朽の名作と言ってよい。より正確に言えば、私にとって何回見ても面白いということだ。

軍隊組織の不条理を批判し、その基礎には人間愛が埋め込まれている。それらを説教じみて主張しないところが共感できるし魅力である。

「やくざ」と言えば、最近では暴力団と同義であり、より厳しい法的規制が課せられるようになった。しかし「兵隊やくざ」の痛快な活躍には喝采を贈りたい。

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2012年5月22日 (火)

かけひきで絶対負けない橋下徹市長

橋下徹・大阪市長の最初の著書は、『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72』(日本文芸社、2003年6月)となっている。

同書は絶版になっており、私は未読だが、その読者によれば、内容は悪徳業者に対する弁護士の立場で書かれているそうである。それ自体は批判されるべきでない。

このような著書を出版する橋下市長が、同書の表題にあるように「かけひきで絶対に負けない実戦テクニック」を教示するほどの交渉術をもっていることは間違いない。

その最強の交渉力があれば、選挙で選挙民を説得することも、政敵を論破することも、それほど難しいことではないであろう。しかし、それは「交渉術」という技術的な力量が卓越しているということを意味するだけであって、けっして政治に対する理念・信条や政策が優位性をもっているわけではない。

ここでは、両者を冷静に区別しなければならないということを指摘しておきたい。しかし、こういった「冷静に区別する」という人に対する交渉術も用意されているはずだ。まさに無敵の橋下市長と言わざるをえない。

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2012年5月21日 (月)

投資信託「メコンの恵み」:6ヶ月間の上昇率が第4位

『朝日新聞』(2012年5月19日)によれば、投資信託・愛称「メコンの恵み」(ベトナム・カンボジア・ラオス3国成長株ファンド)が、この6ヶ月間で値段が上がったファンドの第4位に入った。

以前1029位であった順位が、いきなり4位に急上昇。上昇率20.74%である。

第1位がフィリピン、第2位がタイに関連したファンドである。ほかにベトナム関連ファンドが見当たらないのだから、この6ヶ月間について、メコンの恵みがベトナム最高のパーフォーマンスであったことを示している。

このブログでも紹介したが、この投資信託を運用指示しているのは、ベトナム現地のロータス投資運用会社である。同社の従業員家族との懇親会の様子は、つい先日に紹介したばかりである。

運用担当者(ファンドマネージャー)であり、社長を兼務しているタイ氏のブレない投資方針や、熱心な企業研究は社内外で定評となっている。今後のさらなる健闘を期待したいと思う。

なお、「メコンの恵み」の購入先は「岩井コスモ証券」となっている。同社は5月1日に合併したばかりである。その新たな出発を祝福するかのような快挙である。

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2012年5月20日 (日)

今日は誕生日です

5月20日は、私の57回目の誕生日である。昭和30年、1955年生まれ。

先週の「自動車部品工業会」の講演で、ちょうど1955年頃に日本の4輪車の生産台数が10万台となり、現在のベトナムと同じであることを指摘したことが想起される。

私は「生涯現役」を標榜しているので、この年になっても特に感慨はない。残りの人生があるとすれば、それを少しずつ節約して長生きするのではなく、人生の残りを考えない。または残りの人生を可能な限り長期に設定する。

平均年齢が80歳とすれば、私は100歳まで生きることにしている。100歳まで生きる見通しがつけば、120歳まで生きることに決めている。このことで「長生きのリスク」は回避できる。

予想外に長生きすることで困ることを「長生きのリスク」と私は呼んでいるが、それをできるだけ軽減したいと考えている。そのためには貯金することも重要だろうが、年金以外の収入源を確保することも検討されてよい。そのために「生涯現役」という心構えをもつ。

この「生涯現役」のための仕事は、事前に自分で計画・準備しておくことができる。ただ単に長生きすることが目的ではなく、現役でいることを重視したい。果たして、こんな人生を設計・実行できるのかどうか。やってみるしかない。

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2012年5月19日 (土)

訃報:テトが逝く

5月18日(金)正午過ぎ、犬名・テト(TET)が老衰で亡くなった。ゴールデンリトリバー、ちょうど12歳であった。

3週間ほど前から血尿が出ており、かかりつけの獣医から投薬を受けていた。その後に歩行できなくなり、寝たきり状態になった。2回ほど点滴を受けたが、最後は呼吸困難の症状が出ていた。

人間なら挿管したり、さらに点滴を続ける延命は可能であったと思うが、できるだけ安楽な死が私の希望であった。獣医の指示は、卵の黄身や牛乳を与えて様子を見て、さらに悪くなれば、自宅で点滴することも可能ということであった。

12年間の生活となれば、やはり家族に近い関係となる。いくつかの記憶を残してくれたテトに感謝したい。

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2012年5月18日 (金)

韓国におけるベトナム人:映画「義兄弟」を見る

以前に衛星放送で放映された韓国映画「義兄弟」の録画を見た。

参照:http://www.gikyodai.com/

映画それ自体は、日本でもヒットした韓国映画「シュリ」や「JSA」と同様の設定であり、追跡や銃撃戦の迫力場面は眼を見張る。名優ソン=ガンホは期待を裏切らない。個人的には韓国版「白い巨塔」の金井先生の出演も嬉しかった。

このソン=ガンホが政府機関を退職後に始める「人探し」の仕事の中で、韓国におけるベトナム人の生活の一端が示されている。ベトナム人がサッカーで自国を応援し、国民的愛唱歌「ベトナム・ホーチミン」を歌う。再婚相手として来韓するベトナム人妻に対するDV問題も指摘されている。さらに言えば、北朝鮮とベトナムの友好関係も暗示されているようにも思われた。

こういった韓国の社会問題が韓国人の手によって「摘発」されることが、本作品を単なる娯楽映画にしていない優れた特徴であると思う。

他方、現在の日本とベトナムは極めて友好的な関係であるが、日本側に「恥部」がある。太平洋戦争時の日本軍の行動について歴史的な検証が必要である。また戦後日本のベトナム反戦運動は世界的に見て強力であったと思われるが、それに対抗する戦争推進勢力も日本に存在した。ベトナム戦争は韓国経済の成長に大いに貢献したが、日本経済にも少なくない特需があった。

また「義兄弟」で示された韓国と同様の問題が現代の日本にも存在しているように思われる。 たとえばベトナム人研修労働者に対する賃金未払いが数年前に報道された。もちろん、それを言うならベトナム側の「恥部」にも注目しなければならない。たとえば日本におけるベトナム人の犯罪や多数の不法滞在者の問題が指摘されうる。

国民レベルの友好・信頼関係の構築のために何が必要か? それぞれの国情は相違しても、この課題解決に向けた努力は、理想主義的ではあるが、すべての国の外交戦略で共通して追求されてよい。その努力のひとつは、両国にとって都合の悪い事柄を決して無視・捨象しないということであろう。都合の悪いことを自ら明示することは、やはり「努力」が必要な課題である。それをしなければ、いくら友好親善関係と言っても、それは儀礼的・皮相的・打算的という批判を免れないのではないか?

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2012年5月17日 (木)

(社)日本自動車部品工業会・関西支部がベトナムセミナーを開催

5月16日(水)、大阪のウェスティンホテルで(社)日本自動車部品工業会(JAPIA)・関西支部総会が開催され、その後の「ベトナムセミナー」で私は講師を務めた。

http://www.japia.or.jp/japia/

この講演には、ティーン大阪総領事とジュン領事も最初から最後まで参加され、さすがに少しばかり緊張した。講演後に固く握手していただいたので、内容に大きな問題はなかったと思われた。

同会は、その前身が昭和13年に発足した「日本自動車部分品工業組合連合会」であり、日本の自動車産業の成長を支持・牽引してきた長い歴史をお持ちである。

今回の講演準備で私自身が驚かされたことは、ベトナムの自動車市場の販売台数のシェア第1位の座が、これまでのトヨタからベトナム企業チュンハイに逆転されたことである。

チュンハイは韓国車や日本車(マツダ)の委託生産とともに、独自ブランドの車種も発売している。同社は、ライバルはトヨタと明確に認識しているようである。今後注目のベトナム企業である。

私見では、ベトナム自動車産業は発展するであろうが、そのためには部品製造企業を含む「産業集積」が不可欠である。輸入完成車の本格流入が予想される関税撤廃が2018年となった今、それまでに国内生産体制が整備できるかどうか。ベトナムの政府・自動車業界は、時間との闘いをしている。

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2012年5月16日 (水)

連休中のベトナム・ラオス写真集(7)

ベトナムでバーバーバー(333:Ba Ba Ba)はビールの代名詞であるが、バーバー(Ba Ba)となれば、スッポンのことである。

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ベトナム語の辞書を見れば、いずれのBAの発音も抑揚なしにバーとなっている。写真は、バーバーのキノコ鍋である。

好きなキノコを注文して、さらに特別の具材を注文することができる。ここでは、バーバーの「生き血」をベトナム焼酎と一緒に飲んだ。

コラーゲンいっぱい。お肌すべすべ。これは単なる思い込みだろうが、信じる者は幸せである。

「バーバーの鍋をバーバーバーと一緒に食べた」なんて話していたら、隣の高齢の女性が「失礼な!」と怒り始めた。しょうもない話である。

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2012年5月15日 (火)

連休中のベトナム・ラオス写真集(6)

ダナン国際空港が、昨年末に開港。いよいよ本格的なダナンのリゾート開発のインフラが整った。

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空港からミーケービーチに出て、ノンヌオックビーチへと長く続く海岸線を走ると大型リゾートホテルが並ぶ。かつてのゴチャゴチャとした海鮮料理店やバイクの走る風景を想起すれば、それは別世界である。

日本とダナンの直行便の就航が望まれる。おそらく近い将来には週末はダナンで過ごすというような贅沢ができる機会を持てるであろう。

それができない日本というのは、アジアの中で存在感が消失した日本になっているのだろうと思う。しかし、それが悪いと言うわけではない。昨日の奥琵琶湖で十分に楽しめる。この意味で、日本は恵まれている。

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2012年5月14日 (月)

奥琵琶湖・マキノで「楽しい出会い」

5月12日と13日は、奥琵琶湖のマキノパークホテル&セミナーハウスで「楽しい出会い」があった。

この「楽しい出会い」とは、新入生向けの基礎ゼミ単位の合宿研修であり、昨年から大学主催で始まっている。より正確には再開されている。

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学生は相互交流が深まり、十分に楽しんだように思われた。たとえば課題解決ラリーの「モンスター」とは、13名が一体になりながら、足が8本、手(前足)が7本の人間の集合体を作り、約50mほどを歩行するという課題である。この解決のためには、体力のみならず、リーダーシップやコミュニケーションさらにチームワークが不可欠である。

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私は自発的に写真係を担当したが、少しの余暇に近くのお店で「フナ寿司」を買った。遠くに竹生島を望む琵琶湖畔はリフレッシュできる空間である。日本の豊かで美しい自然を再認識できた。

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2012年5月13日 (日)

連休中のベトナム・ラオス写真集(5)

ベトナムで警察官は、余り人気のある仕事ではないと思う。一般の人々、特にタクシーの運転手からは馬鹿にされている対象かもしれない。テト(旧正月)前に交通違反の取り締まりが強化され、それに伴ってお金を要求したりするからだ。これは、ラオスでも事情は同じである。

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このことをベトナム流に解釈すれば、交通違反者が警察署に行ったり、面倒な書類を作成する手間と時間を省略するために即決で違反金を徴収するという違反者のための便利な制度である。ただし、その違反金が国庫ではなく、警察官のポケットに納付されるところが問題である。そうであるから、警察官の給与は低くしてある。なるほど実に論理的である。このような理屈も成立する。

普通、警察官が最初の写真のように集まっていれば、VIPが自動車で通過するのかと思うのだが、そうではなく、自転車レースの交通整理であった。

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なかなかスピードのある自転車の走行を近くで見たのは初めてである。ベトナムに来てよかった。ただし、中にはノンビリとサイクリングを楽しむような参加者もいて、そこがベトナム人らしい。

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2012年5月12日 (土)

連休中のベトナム・ラオス写真集(4)

ハノイからハイフォン市のドーソンに1泊2日の旅をした。洋菓子ポエメの鈴木さんとご一緒である。今年でベトナム在住20年。日本に一時帰国された以外、その大半をハノイで過ごされている。私の敬愛するベトナムの大先輩のお一人である。

ドーソンの人々のにぎわいは写真の通りである。P1020297

夜になると、海岸通りに屋台が出て、そこで海鮮料理を食べる。

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プリプリの海老は、冷凍にはない甘い味がある。それだけで美味い。そこで、やっぱりハノイビールだ。ハノイビールもプレミアムという新しい商品が発売され(写真右)、私舌(しじ)では、それが少し苦味が濃くて美味しいように思う。

P1020380・・・・・・とは言っても、実は中身は同じであったりして、先生の言うことは当てにならないということになるかもしれない。

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ベトナム番外編:絆(きずな)を断ち切った者の責任を問え!!

ベトナムでNHK衛星放送を見ていると、東日本大震災と原子力発電所事故の被害を受けた看護師に焦点を当てたドキュメンタリーが放映されていた。

ある看護師さんが「絆(きずな)」という言葉が強調される風潮に違和感があるという意味のことを言われていた。それを私なりに解釈したい。

絆が大切であるというなら、その絆を断ち切った人々の責任が最初に問われなければならないと思う。特に原子力発電所の事故が、その周辺地域に在住する人々の絆を断ち切ったことは間違いないのだから。

抽象的で曖昧な心地よい言葉・・・絆・・・で何か問題が解決したような気になってしまう。余りにも情緒的、余りにも日本的な現象が拡散しているように思われる。世界の人々は、それをどのように見ているのか?自己を問わなければならない。

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2012年5月11日 (金)

連休中のベトナム・ラオス写真集(3)

4月28日(土)午後6時からハノイのロータス投資運用会社の職員と家族の懇親会に参加した。場所は、日本料理店の老舗「紀伊」である。

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ロータス投資運用会社の従業員の大半は女性であり、その夫である男性の席で私は乾杯を繰り返した。日本と取引のあるベトナム企業で妻が働く場合、夫も日本に留学したり、また日本を理解していたりする場合が多いという事情が理解できた。

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上記は全員の集合写真。「会社は家族」を実感させる写真である。かつての古き良き時代の日本企業は、このような雰囲気であったのかもしれない。

従業員や会社主催の「飲み会」や「懇親会」は日本にも存続しているが、家族が全員参加する懇親会は今では希有になったのではないか。楽しい貴重な経験であった。これは毎年やってもよいと思った。

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2012年5月10日 (木)

連休中のベトナム・ラオス写真集(2)

ベトナムの「回転鍋」の店キチキチ(KICHI-KICHI)を日本で紹介したのは、おそらく私が初めてに近いのではないかと思う。

ハノイのランハ通り(米国大使館がある)の店ができて、次にショッピングセンターのBIC-C、さらに下記の写真のビンコムタワーにも出店している。それと同時にホーチミン市でも数店が営業している。

ホーチミン市で最も目立つ立地は、空港から市内に入る途中、かつての日系のオムニサイゴンホテル、現在はスイス系のモーヴェンピック(MOVENPICK)ホテルの隣である。

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この料金(食べ放題)であるが、上記の中央の写真のように18万9千ドン(平日の11時~15時)~20万9千ドン(土日、および平日18時~22時)となっている。

ベトナムドンと日本円の換算方法は、1ドルを80円とすれば、ベトナム通貨の「0:ゼロ」を3つ除いて4倍すればよい。したがって、18万9千ドンは756円、20万9千ドンは836円となる。

いずれも千円以下の食べ放題で、店内は明るくて清潔感がある。一人でゆっくり鍋を楽しむことができる。一度は、試して頂きたいし、日本にあっても不思議でない。

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2012年5月 9日 (水)

連休中のベトナム・ラオス写真集(1)

日本に帰国して、デジカメの写真を整理をした。今日から写真を主体にして、ベトナムとラオスを紹介する。

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ハノイに着いて、空港から市内に向かう途中での最初に目に付く看板である。日本のODA借款でハノイのノイバイ空港が拡張される。

ベトナムの首都ハノイに到着した外国人に対して、ベトナムと日本の友好関係をアピールできる。日本の広報戦略として、つまり日本の存在感を世界に示すためにも、国際空港の周辺での看板は重要である。

私が日本政府の担当責任者なら、世界の国際空港に日本企業もしくは日本政府の看板のスペースを確保し、それについて補助金などの予算を付ける。外国に到着した日本人にも、安心感や激励を与えることにもなる。このアイデアはどうか?


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2012年5月 8日 (火)

5月7日の長い1日

日本では連休明けの5月7日、月曜日。私は8日の火曜日から講義が始まるので、月曜日はラオスでひと仕事する予定を立てた。

ホテルを午前8時30分に出発。これまでに荷造りを済ませてチェックアウトである。

1.ラオス証券取引所を訪問。BCEL-KT証券とランサン証券の2社で情報収集。いずれも日本語対応の担当者がいないので英語使用である。ランサン証券には、ベトナムのサコムバンク証券から出向しているベトナム人がかなりいるようだ。

2.ラオス国立大学経済経営学部を訪問。私がJICA専門家で仕事していた2001年当時、経済学科と経営学科の2学科であったが、今や、会計学科・ファイナンス学科・貿易学科が加わり、毎年千人の卒業生を輩出するまでになっている。かつての経営学科長のポーシー氏は学部長となり、なかなかの貫禄である。彼は当時から人望があった。懐かしい人々との再会が嬉しい。

3.「ラオ日本研究院」を訪問。JICA支援で設立された「LJCC:ラオス日本人材協力センター」が数年前に名称変更された。私は、7月に「アセアン統合」という科目の講義をすることになっている。JICAネットという衛星回線を使用した遠隔講義である。その担当責任者であるブンルワン氏や中嶋さんにお目にかかった。講義前のご挨拶という感じである。

4.I-Vジャパン(日本のNGO)のラオス代表の富永さんを訪問。富永さんは、ラオス在住20年近くになられ、最近はラオス政府から勲章を授与された。ラオス人の職業訓練校の設立や運営の責任者である。富永さんとは2001年のラオス滞在当時、ご自宅で日本料理をご馳走になって以来のご縁が続いている。一宿一飯の恩義は忘れない。これは私の信条である。この場所は、韓国大使館の正面である。以前のメルキュール(旧ノボテル)ホテルの隣から本部が移転している。新しい建物を拝見すること、料理研修生の昼食を頂くことが目的であった。なお、富永さんはNHK「ラジオ深夜便」のラオスレポーターをされており、近刊の同雑誌に文書が掲載予定である。

5.ラオ山喜の大森工場長に面会。山喜は、ドレスシャツ(=要するにYシャツ)の製造会社であり、大阪が本社。日系企業のラオス進出では老舗である。ラオス市内から30㎞ほど国道13合線をナムグムダムの方向に向かうと左手にラオ山喜の工場が見える。ラオスの生産現場の状況を取材させていただきながら、ベトナム情報をお伝えした。工場を見学させていただいて、ともかく従業員が若いことに驚かされた。まるで児童労働のように思われたが、18歳以上という原則を厳しく自制されている。ラオスでは16歳以上は労働できるはずである。遊びたい盛りの世代なら、離職が多いのもやむを得ないと感じた。社内活動の中に教育や娯楽を取り込めば、離職率は低下するのではないか。

6.ラオスのワッタイ空港からハノイのノイバイ空港に移動。そして今、このブログを書いている。ビジネスラウンジは、エコノミークラスは通常使用できないが、20ドル支払えば、利用できる。時間が十分にあるときは、20ドルは安い。軽食からビール、ワイン、オツマミ、果物が食べ放題である。もちろんWiFiのインターネットも自由に使用可。

ちょっと気になるのは、この現金20ドルは笑顔の従業員のポケットに入るのではないかということだ。自由なビュッフェ形式の飲食物の提供だから、特に人数を確認する必要もない。これこそ無用の勘ぐりであるが、ベトナムやベトナム人と長く接していると、そういうことがあっても不思議でないと思ってしまう・・・そういう自分が怖い・・・。

では、残り30分ほどで搭乗開始。現在、ベトナム時刻で5月7日午後11時20分。日本時刻は5月8日午前1時20分。以上、長い長い1日であった。

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2012年5月 7日 (月)

ラオスの本屋さん:掘り出し物を探す

1998年当時、ハノイの通りに出店している書店に多数の政府資料やセミナー資料、さらに企業情報が販売されていた。

これらは、おそらく廃棄処分されたり、ゴミ箱に捨てられた資料がベトナム人に拾われて販売されていたと想像された。現在、企業関係資料はシュレッダーに掛けられていて、そういった内部資料は外部に流出していないと思う。

当時のハノイJETRO所長であった朝倉さんに、私が入手した日系企業や日本商工会で配布された資料をお見せしたことがあった。私の記憶によれば、朝倉さんは情報管理を徹底するように日本商工会の会員企業に伝えると言われた。

同様のことがラオス書店でもあるように思われる。おそらく仕入れ費用はタダか、仲介するラオス人の謝礼だけと思われる政府資料やセミナー資料が、数10ドルの値段で店頭で販売されている。さすがに個別の企業資料は見あたらないが、これほど利益率の高いビジネスはない。

こういうビジネスは、買う人がいるから成立すると言われることがある。確かにそうであり、違法コピーと思われるDVD映画がラオスでは依然として販売されているが、それを購入すると買い手側も日本では犯罪者である。なお、ラオスが近々にWTO加盟を果たせば、こういったコピー商品は一掃されるであろう。

なお、書籍・資料の廃棄された実物が販売されるという場合、それは犯罪なのであろうか。少なくとも実物なのだから違法コピーではない。また窃盗でもない。

30年以上も研究生活を続けていると、貴重な資料や希少な文献を私は習慣的に購入してしまう。しかし十分に読む時間がなく、「不良在庫」となる。この悪習慣がなければ、今頃はラオスに別荘が建っていたのではないか?・・・依然としてラオス不動産価格は割安だから確かに別荘くらいは建てられたはずである・・・

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2012年5月 6日 (日)

ビエンチャンの休日:散髪屋に行く

土曜日の夕方、ホーチミン市からラオス・ビエンチャンに移動した。

本日、2001年に4ヶ月間滞在していた時に常に利用している散髪屋さんに行った。もちろん散髪するためである。

カットして生え際を剃ってもらって25,000キープ(約250円)であった。洗髪はなし。当時は1万キープほどではなかったかと思う。冷たいお水を出してくれて、なかなかサービスもよい。

この散髪屋さん、Master Barber と言うのだが、友人のラオス人に聞くとビエンチャン市内では有名店で、元大臣だったようなVIPも利用するそうである。

私の注文は簡単だ。「ジー・ジーとバリカンで刈って、頭の上の方はチュッチュッチュとハサミでカットしてね」と身振り手振りでOKである。

ただし眼光を鋭くして注意するべきは、カミソリの刃を新しく交換しているかどうかである。ベトナムやカンボジアでもそうだが、やはりカミソリを通してエイズなどが感染する危険はある。

これまで私はベトナムの路上の散髪も経験したことがあるが、そういう所でもカミソリは新しい刃に交換していた。もちろんラオスのこの店も大丈夫であった。

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エースコック=ベトナム訪問:梶原社長からのプレゼント

土曜日にホーチミン市にあるエースコック・ベトナム社を訪問した。いつもながら梶原社長を始め皆さんに歓迎していただいた。ベトナムの話をディープにできる貴重な機会である。

最近は、日本の高校生が修学旅行で工場見学に来られるそうである。ベトナム進出の日本企業の成功事例の代表とみなされる。

初めての私の同社訪問が確か1995年か1996年であった。当時の市場シェアは10~20%台であったと思う。売り上げ高のグラフを示して説明していただいた。名刺を調べればわかるのだが、当時の社長のお名前を失念してしまった。森本さんの前だったか?それが今や、市場シェア過半数を超えている。まるで自分のことのように喜ばしい。

ラジオ番組「上田義朗のベトナム元気」もインターネット経由で聴いて頂いていて、励ましを頂戴した。「今後はディープな話をするのですか?」と質問されたが、「ベトナム初心者向けの番組で、それはできないですよ」とお応えした。大学1年生にマルクスの『資本論』をドイツ語で講義するようなものである・・・そんなこと教員側の私も不可能。

梶原社長からラジオのリスナーの皆さん向けに「お土産」をお預かりした。お楽しみに。

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2012年5月 5日 (土)

大阪市職員に対する「入れ墨」調査

ベトナムに滞在していても、いろいろな情報が入ってくる。

大阪市職員に対して「入れ墨」をしているかどうか橋下市長が調査すると聞こえてきた。

すぐに私は、ダナンのホテルのプールで会った入れ墨のお父さんのことを思い出した。

大阪市の海外事業は大阪府に移管するそうだから、大阪市は外国のことを考える必要はないのかもしれないが、あのベトナム人のお父さんは大阪市に就職できない。

ベトナム人のみならず、訪米人も含めて入れ墨をすることが特に違和感がない国は多いのではないか。さらに入れ墨は日本の文化と言えないこともない。その「入れ墨」をしてはいけない大阪市。海外から見て変なことではないか?

少なくとも「日本はさすがだ!」「大阪市はすごい!」と外国から高く評価されることはないと私は思う。おそらく「どうでもよい」と評価されるだろう。そうであるなら、「どうでもよいこと」をわざわざする必要もないだろう。・・・もちろん人権侵害として厳しい批判が予想はされるが・・・

公務員は、どうでもよい身内のアンケート調査をする時間があれば、市民サービス向上を考えるべきであろう。これまでの経験で理解できるように、眼を上に向けたヒラメのような従業員や職員で構成された組織が、外部の人々と良好な関係を維持・発展させることは難しいのではないか。

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ベトナム進出の留意点:自分で確認する!!

ベトナムに来て会社設立する。それほど難しいことではない。すでに会社設立の経験がある信頼できるベトナム人がいれば何の心配もない。指示にしたがって書類を提出し、お金を払えばよい。

お金は実費である。これには雑費も含まれる。それに加えてお礼をすることになるが、お礼を取らない場合もある。今後のパートナーになるからである。

長くベトナム人と関わっていて、様々な人間関係が蓄積されると、ベトナム人の性格も理解できるようになり、信頼できるベトナム人が何人か見えてくる。

他方、ベトナムに初めて進出する企業は当然、信頼できるベトナム人を自分で探すことができない。そこで何に依存するか。通常は日系コンサル会社の登場である。この営業活動がエゲツナ~くなっているそうである。競合するコンサル会社を誹謗中傷して仕事を取る。

日本企業の間で足を引っ張り合い、日本人の顧客を奪い合う。それで顧客が成功すればよいが、そうでなければ最悪でる。また何も知らない日本人ということで、高額の費用を請求する場合もある。

日本の大企業であろうが、中小企業であろうが、ベトナム初心者は、まず自分を信じることである。そして自分で納得しないことはやらない。自分で確認する。そのお世話をコンサル会社がやればよい。高額の費用を払っているのだから、すべてコンサル会社にお任せとなると、思わぬトラブルに遭うことになる。設立の事業活動の中に委託加工が入っておらず、その後の事業展開に支障がある・・・・・・。

ホーチミン市の日本料理店は過剰な競争状態と私は感じるが、それはコンサル会社も同様のように思われる。共存共栄できる状態に至るまで、やはり競争は必要だか、その手段として誹謗中傷は論外である。

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2012年5月 4日 (金)

ライフスタイル対フラマのリゾート対決

ダナンからホーチミン市に移動した。

ダナンを思い出して、次回もライフスタイル=リゾートホテルに宿泊しようと思った。総合点でフラマリゾートよりも気に入った。

相対的に価格が安い。バスタブが付いている・・・私は気にならないが、バスタブが必要と言われる年配の方は多い。朝食のビュッフェも悪くない。従業員サービスも悪くない。カードキーが2枚あり、部屋の中で各種の充電が留守中にできる。

他方、夜のバーについては、フラマリゾートが良い。ピアノやバンドの生演奏がある。かつてビリヤードがあった(最近はなくなったようだが・・・・・・)。これまで何人かの人々と一緒に宿泊した思い出がある。ガーデン内のプールは優雅な気分になる。やはり値段が高いだけのことはある。

生ビールは、ライフリゾートでも提供されたが、ジョッキでポイと出されただけであった。フラマリゾートではオツマミが注文しなくても付いてきた。

以上、簡単な結論である。ライフスタイルに宿泊して、生ビールをゆっくり飲みたければ、隣のフラマリートのバーに散歩がてら行けば良いのだ。

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2012年5月 3日 (木)

MBS(1179)ラジオ「ベトナム元気」第4回:「話す上田さん」と「書く私」

MBS(1179)ラジオ番組「上田義朗のベトナム元気!」の第4回・4月29日放送分をインターネットを経由して、ベトナムのダナンで聴かせて頂いた。私の出張のために録音せざるをえないという事情があった。

参照 http://www.mbs1179.com/genki/

ラジオでも自分が何を話したかをチェックすることが必要であると思う。レポートや論文を書くときに校正するのと同じだ。その中で自分自身で許容できる間違いや勘違いと、そうでないものがある。今まで、その境界「ギリギリ」があったが、それは内緒にしておこう。

ヒントを言えば、ベトナム語を少し話す人なら「何、言うとんねん」となるだろうが、全体の趣旨からは小さな間違いである。それは何か? ここでクイズです・・・・・・。

それにしても、ラジオの中の「上田さん」は元気で楽しそうだ。さらに高井美紀アナウンサーも元気一杯という印象である。少なくとも「ベトナム元気!」のタイトルにふさわしい雰囲気を感じることはできる。

しかしホンネを言うと、少しばかり鼻にかかった軽薄な「上田さん」の話術を私は慣れることはできても、好きになれない。もっと低音を効かせた重厚なゆったりした声調に憧れる。今や伝説となった声優の若山玄蔵さんや城達也さんを聴いて私は育った世代である。

次回、番組制作の方々の許可をもらって、低音で重厚な音声モードに変えてみようと考えなくもないが、そうなると今の元気はなくなるのかもしれない。

ラジオで話す「上田さん」は気楽で良いが、ブログを書く私は悩みが多い。

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2012年5月 2日 (水)

ベトナムVTCテレビで映画『トウキョウソナタ』を見た

ベトナムのVTCというテレビ放送が提供する日本映画『トウキョウソナタ』をホテルの自室で見た(5月3日早朝に放映)。

音声はベトナム語の字幕や吹き替えではなく、台詞を女性の声で挿入する。これは伝統的な外国映画やドラマのベトナム放映の手法である。最も安上がりであろう。

この映画、私は今回が初めてである。暗い画質で娯楽性は低いが、落ち着いた大人の鑑賞に耐えうる作品であることは間違いない。

ダメな父親で夫の香川照之、しっかり者の母親で妻の小泉今日子は、ベトナム人にも受け入れられる人間関係の設定である。おそらく親近感や共感を獲得できる。

ピアノ演奏をする次男役の名優・小柳友にベトナム人は我が子の姿を重ね合わせる。子どもにピアノやバイオリンを習わせることは、ベトナム人家庭のステイタスの一つとみなされる。

この映画のベトナム放映は、このような人間関係が理解されやすいと判断されたからであろう。また、フランス映画の影響を受けたと思われる心理描写や色彩の濃淡を駆使する映像表現も、これまでのベトナム映画に比べて違和感がない。

これは日本映画であるが、その全体の雰囲気はベトナム映画に重なる部分が多い。これが、ベトナムで日本の映画やドラマを放映する場合の前提であるのかもしれない。

日本や日本人の紹介を意図した日本独特の映画(・・・たとえば『フーテンの寅さん』?など)では、ベトナム人に理解されないか、遠い世界の話になってしまう。

どんな日本映画がベトナムで放映されるに値するか? つまり、ベトナムで商品価値をもつ日本映画は何か?

ベトナム放映を事前に想定して制作される日本映画はないだろうから、既存の日本映画の中からベトナム人に受け入れられる作品を選択しなければならない。

日本とベトナムの文化交流を効果的に促進するためにも、少し考えてみたい。

・・・・・・ベトナムで「商品価値」(=顧客としてのベトナム人の共感)のない日本映画さらに日本文化を日本側の自己満足で紹介・提供しても効率性が悪いと思う。 

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ライフスタイル=リゾートホテルに生ビールはある!!

表題のように、ダナンのライフスタイル=リゾートホテルのレセプション横のバーには「生ビール」はあった。今日の朝食時に確認した。同ホテルの名誉のために訂正・公表しなければ申し訳ない。

これで、パソコンに向かって仕事しながら、その傍らに生ビールを置くという理想のスタイルが完成する。

まさに文字通り「ライフスタイル」のリゾートが楽しめるホテルである。ありがたいことです。

もっとも昨日のプールサイドのバーに生ビールはなかったな・・・・・・。

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あなたの好きな国はどこですか?

ベトナムに滞在して、次の訪問先のラオスの友人と連絡をしている。するとカンボジアからも偶然に連絡が来たりする。

以前にベトナム人の友人から、「ベトナムからラオスに浮気するのか?」と聞かれたことがある。今までは「ベトナムの政府や企業がラオスと関係を深めているからだ!」と公式に回答していた。

ここで、より一般的な質問「あなたの好きな国はどこですか?」と質問されたとしよう。普通に日本で生活していると、このような自問はないのだが、リゾート地で1人でいると、いろいろ考えることがあるのだ。

この回答の一つは、「好きな人のいる国が好きだ」ということである。どこかの映画のキャッチコピーに「愛する人のために戦う」というような台詞があったが、まさにこれである。これが「愛国心」の原点かもしれない。

この意味で考えれば、私は日本も好きだが、ベトナムもラオスもカンボジアも米国も英国もシンガポールも・・・・・・好きだ。尊敬できたり、好ましいと思ったりする人々が各国にいる。

ただし反面、愛情と憎悪は表裏一体であるから、愛が深ければ、憎しみも強い。私も事実、ベトナムやラオスの「悪口」を言うこともあるし、日本についても常に批判的に見ている。人間の感情は簡単ではない。

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2012年5月 1日 (火)

ベトナム人家族の風景

ライフスタイルリゾートホテルは、最低でも1人1万円を超える宿泊料であるが、そのホテルにベトナム人家族が溢れている。

それが悪いとけっして言わないが、それにしてもお金持ちだと思う。

若いベトナム人男性の中には、入れ墨をしている人もいる。それは自己主張の一種と思われるが、日本では特別の意味がある。それをベトナム人は知らないだろうな・・・。

海の波は高いので、プールを利用する人々が多いが、特にプール使用に注意しているように思われない。いわば、傍若無人の自己家族中心的な行動である。

これからのベトナムがどうなるのか。これら若い家族に主に依存する。そんなことを考えながら、かなりの肥満体を恥じ入りながら、中部でお馴染みの「ラルー」という地ビールを飲んだ。

このラルーのラベルは虎である。阪神タイガーズのファンにはたまらん魅力であると思う。味は淡泊。これは阪神ファンにはふさわしいか?ちょっと分からん。

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ダナンのライフリゾートホテルに宿泊:蝶蝶が乱舞

ハノイからダナン大学のナム先生に電話連絡した。ダナンのホテルが決まっていなかったからだ。しばらくして連絡を頂戴し、定宿のフラマリゾートは300米ドルするという話で、その隣のライフリゾートホテルに宿泊することにした。

このホテルは2010年以来の2回目の宿泊であるが、ビールに生ビールがないという最大の欠陥がある。とは言うものの、5星の立派なホテルである。

ホテル到着前に驚愕したことは、ダナン空港の新装である。昨年12月に開業したそうだが、これなら国際空港として問題ないだろう。

その後に帽子をダナン市内で買った。30%値引きで595,000ドンであった。何とかサイズが我慢できる程度であったが、暑い中で帽子は必要である。

その後のライフリゾートホテルの部屋は、ガーデン側であったが、大きなテントのように網で窓際の全面が囲ってあり、その中に蝶蝶が乱舞している。またスイカの切れ端が鳥の水飲み場の上に置いてある。

この蝶蝶の乱舞は、私の地元の大阪府箕面市の昆虫館で見たことがあるが、それをリゾートホテルに応用するところがベトナムらしい。ちょっとばかり興奮した。

もちろん「夜の蝶」ではない。誤解のないように念のために・・・。

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テトの体調が悪いらしい

日本の自宅から電話が来た。

テト=ゴールデンリトリバー12歳の体調が悪いらしい。食欲がなくて寝たきり状態らしい。

近くの犬猫病院で注射を打ってもらって、少し元気になったらしいが、心配である。

老衰なのだが、もう少し長生きしても良いという年齢である。

私の帰国まで元気でいてほしい。このままの死別となると、かなり精神的に辛い。

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ドーソンで2つの偶然

今回の出張は、ベトナムで4連休の休日であるにもかかわらず、かなりの人々に面会している。

それに加えて、旅先の偶然に出逢うことが嬉しい。ドーソンでは「自転車レース」を見ることができた。またホテルでは、退役軍人や女性たちの軍歌合唱会を見学できた。ベトナムの4月30日は南部解放=南北統一の記念日である。

近代的な自転車レースと高齢者による軍歌の合唱。また多数の子ども連れの海水浴。そして遊び仲間らしい若者の集団。これらベトナムの多様な側面を体感できた。

これらの新旧織り交ぜたベトナムの様子は、またラジオ「ベトナム元気」でご紹介したいと思う。

なお、どこの国の軍歌もそうであるが、行進曲風で元気一杯である。他方、戦場の家族や恋人を想う哀愁を込めた曲調も魅力である。

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