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2012年4月21日 (土)

今こそ「冷静な思考と暖かい心情」が必要ではないか?

昨日のブログで、日本人には「絆」よりも「合理性」が必要ではないかと述べた。

しかし、日本人のきめ細やかな情感や暖かい真心をけっして否定しているわけではない。ここで思い出すことは、かつて大学時代の経済学の講義で教わったアルフレッド=マーシャルの言葉である。

COOL HEAD, WARM HEART.

冷静な思考力と暖かい心情が、経済学には必要であるといった意味である。科学としての冷徹な合理性、人間社会を対象とする学問としての暖かい心情の両方が経済学に求められる。

これは、何も経済学に限ったことではないであろう。換言すれば、すべての人々が経済活動に組み込まれているのだから、すべての人々が「冷静な頭脳と暖かい心情」をもつべきであると主張できる。

この両者のバランスが難しいのかもしれないが、それは多数の人々の議論を通して「落とし所」が見つかるものである。それこそが、民主主義の実践と成果とみなされるものであろう。

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