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2012年2月24日 (金)

勘違いの大学生

 この時期になると、大学では不快なメールや連絡が学生から来ることがある。

 就職が決まっているけれども、卒業単位が不足しているので試験の成績を何とかしてほしいという内容である。追加のレポートでも何でも書きますからというのが通常の交渉条件である。

 私の学生時代から「日本酒の入った一升瓶を持ってきて先生頼みます」というような伝説があったが、そういう経験に私は遭遇したことがない。

 こういう依頼もしくは相談もしくは強要があった時、私は次のように公式に返事することにしている。

 電車に乗り遅れたら、その電車に再び乗ることはできない。次の電車に乗るか、別の交通手段を考えるか、目的地を変更するか、または自宅に帰るしかない。だれもが、そのようにしている。

 乗り遅れた電車に無理して乗ることは、できないことはないが、その電車の乗客に迷惑をかけることは間違いない。

 大学を卒業する人間が、こういった社会の常識に従うのは当然であると思う。

 ほとんどの学生は、こういった正論に納得する。しかし考えてみれば、正論が通らないことが社会の特徴であることも事実であろう。それだからこそ、悩ましい不快なメールになるのである。

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