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2012年1月27日 (金)

なぜ韓国にできて日本にできないか?

 2012年1月5日の『Viet Nam News』には、韓国のテレビドラマ「マイ・プリンセス」がベトナム(SCTV17)で1月から放映されることが写真入りで報道されている。

 このドラマは、すでに日本のDVDレンタル店でも借りることができる。主演女優は、ドラマ「アイリス:IRIS」で韓国の主演女優賞を受賞したキム=テヒである。彼女を主演とする日本のテレビドラマも昨年に放映されていた(「僕とスターの99日」)。

3325_m 私は、アイリスはDVDを所有しているが、日本の「僕とスターの99日」は見ていない。この意味で、キム=テヒの純粋なファンではないが、国立ソウル大学卒業の才色兼備の女優であることには注目していた。

 彼女が、ベトナムを1月6日から訪問し、「マイ・プリンセス」の宣伝活動と同時に、韓国の歴史や文化を紹介し、さらに「ベトナム子ども全国基金」のために自らの衣装をオークションに出し、その収益を財団に寄付するという。私見では、ベトナムで人気の出ないはずがないと思う。

 以上のように、ベトナムに対する韓国文化の浸透は日本よりも遙かに先進的である。なぜ韓国にできて日本にできないのか? 

 経済産業省に「クールジャパン室」が設置されているが、このような大衆文化の国際的な進出をさらに積極的に後押しできないものか? 日本とベトナムの文化交流において、いつまでも杉良太郎氏の「孤軍奮闘」に依存していては、日本の存在感は薄れるばかりである。

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