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2011年12月22日 (木)

就職活動では過去の達成感・満足感を具体的に語る

 大学3年生の就職活動が12月1日から始まった。

 コミュニケーション能力であるとか、それ以前の挨拶など社会常識が重要であるとか、大学生に求められる様々な事柄が指摘されている。

 私見では、大学時代に自分自身が経験した達成感や満足感を具体的に語ることが重要であると思う。

 こういった感情は、だれもが再び経験したいと思う快感であり、いわば中毒のようなものである。それを実感した人間は、おそらく社会人になっても、再び達成感や満足感を得るために懸命に仕事をするはずである。私が採用担当者なら、そのように考える。

 自分の経験したことを語るのであるから、それは具体的であろうし、また熱い気持ちが伝わるほどに迫力があるはずである。それが、採用担当者の心を打つものであれば、おそらく内定を取れるのではないか。

 情熱をもって語り、相手の心に感動を与えることがコミュニケーション能力である。それは話術だけに限定されず、人間がもつ雰囲気や文章などであってもよいと思う。ぺらぺらと話すのが上手な学生が必ずしも高い評価を受けるわけではない。このような人間には、口先だけの詐欺師的な軽薄な印象を受けることもある。

 大学時代に達成感や満足感を感じたことがないという学生も多いであろうが、それなら今からでも、期末試験のためのレポートや勉強に専念するとか、さらに就職希望の企業について徹底的に調べるなどの仕事をすればよい。これが、まさに大学生の本来の仕事にほかならない。

 そこから達成感・満足感を得ることができれば、それは自分に対する自信にもなるであろう。その自信は、その学生全体の雰囲気や態度に表出するものである。そういった勉強や調査を通して獲得した知識は、さらに自己の思考能力を高めることになる。

 以上、就活のポイントは、涙を浮かべるほどに、また自分自信を褒めてやりたいほどに達成感と満足感を得る何かを経験することである。そして、それを情熱をもって具体的に語ることである。こういう人間を私は信用できると思うし、今後の活躍も期待できるであろう。

 

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