「ゴルゴ13」の配役は誰が最適か?
『朝日新聞』(2011年11月3日)によれば、漫画「ゴルゴ13」がハリウッドで映画化の企画が進行中だそうである。
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誰がゴルゴ13を演じるのか。これまで日本映画では、高倉健と千葉真一であったが、今度のハリウッド映画の配役はどうなるのか。国際スターとみなされる渡辺謙や真田広之では、ちょっと体型が違う。180cmを超えるがっしりした筋肉質の体型が必要である。
映画『沈黙の・・・』シリーズのスティーヴン=セガールを思い浮かべるが、ゴルゴ13は東洋人の神秘的な個性も魅力であるから、東洋人という基準は譲れない。それに少し年配である。そうなると、日本人のみならず、韓国人や中国人の俳優が演じても悪くない。しかし日本原作の漫画なのだから、やはり日本人が望ましい。
私は、俳優ではなくアスリートであるが、ハンマー投げの室伏広治氏を推薦したい。日本人の父親とルーマニア人の母親のハーフであることも、ゴルゴ13の別名「デューク東郷」を彷彿させる。
ゴルゴ13は寡黙であるから、ほとんど台詞は不要である。ただし、多国語を流暢に話すシーンはぜひ見せて欲しい。それがまたカッコイイ。問題は、室伏氏に格闘技アクションと狙撃シーンやラブシーンが可能かどうか。しかし、ともかくハンマー投げは、強い筋力と瞬発力を必要とする競技であるから、これはゴルゴ13の肉体と共通した特徴である。
ただし、室伏氏は笑顔が魅力である。無口で陰気なゴルゴ13とはまったく逆の性格のように思われる。これが問題だ。
以上は私の「妄想」であるが、この際、新しいイベント企画として、ゴルゴ13の主役を世界から公募すればどうか?この企画のスポンサーは必ず現れると思う。
私は、中学生の時に『ビッグコミック』連載の「ゴルゴ13」を読み始め、しばらくして『別冊』を発売毎に購読して現在に至っている。40数年間の連載は、まさに日本を代表するコミックである。これがハリウッドで映画化されるというのだから、日本人として最善の配役を期待したい。早くも公開が楽しみである。
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