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2011年10月16日 (日)

TPP反対には「日米同盟」破棄の覚悟が必要ではないか?

 TPP加盟の交渉参加について反対論が多数の書籍で展開されている。

 いくつかの反対の論点に私は納得できるのであるが、それでも政府はTPP加盟の方向に舵を切ると予想される。

 その理由は、TPP反対のためには、極端に言えば「日米安保」破棄の覚悟が必要と思われるからである。TPP反対が成就するためには、「安保破棄」もやむなしという勢力の拡大が必要になるのではないか。

 もし「安保破棄」は言い過ぎであるとすれば、少なくともTPPは貿易自由化や農業改革といった単純な経済問題ではなく、極めて政治的な問題であると指摘できる。

 米国に対して本気でモノを言える政治家が何人いるか? 欧米崇拝主義・事大主義的な政治家もしくは学者には、TPP反対を貫徹することは無理であろうと思われる。TPP反対は「反米運動」(注:この米はコメではなくアメリカ)と同義とみなされるのではないか。たとえTPP反対論者が、そのように意図していなくてもである。

 この情勢を考えれば、国民のTPP反対の意見はあるにせよ、それが日米同盟の反対も辞さないという覚悟がなければ、それは賛成に飲み込まれてしまうであろう。これが、TPP論争についての私の予想である。

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