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2011年8月29日 (月)

日本から大学生がやって来た!!(2):ファミリーマート実態調査

 8月28日(日)午前7時30分から午後5時まで密度の濃い一日だった。

 日本の大学生3名・ベトナムの大学生7名がホーチミン市内のファミリーマート8店舗をすべて訪問し、各店舗の①周辺環境・②顧客・③店員について聞き取り調査を実施した。
 

P1000495 

 (写真は、開店したばかりの8号店)

 ベトナムのコンビニ業態については、すでにG7マートが地元資本として先駆的に設立され、さらにサークルKが店舗展開している。しかし日本の本格的なコンビニの進出はファミリーマートが初めてである。『日経ビジネス』(2011年8月22日、26~28頁)においても、ベトナムのファミリーマートが取り上げられているので参照されたい。

 本ブログでも以前にベトナムのファミリーマート店を紹介したが、その当時は店内におにぎりやサンドウィッチは販売されていなかった。特徴のない商品が清潔感のある店舗で販売されているだけという印象であった。今回の店舗訪問では、おにぎりとサンドウィッチが注目であり、また人気であることがわかった。その店舗独自の商品があってこそ、店舗の魅力が生まれ、店舗それ自体が活気づくということを実感した。 

 8月25日に開店したばかりの8店舗を含めた調査は間違いなく日本初である。もちろんビナ・ファミリーマP1000521ート社の山下社長のご理解と、ベトナム人学生の協力がなければ実現しなかった。さらに店員の皆さんの親切な対応も好感がもてた。皆さんに感謝の気持ちである。

(写真は、全8店舗を回り終えた記念撮影)

 この調査結果(現状分析・課題・改善提案)を翌日29日に山下社長に聞いていただいて、意見交換する予定である。大学生にとっては、いきなり実態調査し、その次に説明を受けるという体験は貴重であると思う。通常は説明を受けてから、その実態を見学するという手順が一般的だからである。

 ただし、まったくの予備知識なしの実態調査はありえないから、事前にコンビニ関係の本を読んでおくように指示し、ホーチミン市に到着してからは、TAX百貨店・ロッテ-マート・サークルKなどを見学した。女子学生はベンタイン市場も短時間ではあるが見てきたそうである。

  この調査結果について、いずれ発表したいと思うのが学者的な発想であるが、山下社長に聞いていただくことだけで今回は十分ではないかと私は思っている。私の担当科目「アジアビジネス特講」の副題は「アジアで「実学」を追究する」である。本来の「実学」とは経営実践に役立つことであって、それは一般に発表できないことである。このように考えれば、今回の実態調査は、私の「実学」追究の方向性の一つの実験と位置づけることができる。

 なお、今回のファミリーマート訪問の行程表(ロジスティック)を作成したのは、ベトナム人学生である。店舗間の距離と時間が明記され、その行程表の通りに調査を実施することができた。実に精緻な内容であった。この学生とは、(社)日本ベトナム経済交流センターのHPで「ベトナム大学生通信」の執筆を担当してくれている人文社会科学大学のチンさんである。その交流関係があってこそ今回の学生交流が実現した。
 
 

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