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2011年4月 5日 (火)

過渡期のベトナム:新たな経済成長段階に進む(2・完)

 ベトナム型の経済成長モデルについて、最近になって次の見解を私は披瀝した。重複するのも煩雑なので、それらを参照してほしい。

1.岩井証券ホームページ「上田義朗の週刊ベトナムレポート」、4月4日。
  参照:http://www.iwaisec.co.jp/

2.『ファイナンシャル・ジャパン』2011年5月号、「世界投資案内:ベトナム」90~97頁。

 さて「○○型の経済成長モデル」といった話になると、まさに今、東日本大震災の後の「日本型の経済成長モデル」を体系的に新たに議論・検討しなければならないであろう。

 これまでのような「市場原理主義」経済モデルは、福島原子力発電所事故で完全に破綻したと私は思う。「原子力」という人類全体の存続に影響を及ぼす「商品」は、企業利益至上の市場原理=民間企業では管理できないことが明確になったからである。

 そのような議論・検討ができる場所が、果たして日本にあるのだろうか。当然、それは政府と国会の役割であるが、それが可能なのであろうか。日本そして日本人の政治的力量が問われる「試金石」の場面を今まさに迎えているように思われる。

 そういった新たなメッセージを世界に発することができれば、それは世界の中の日本の評価を格段に高めることになるし、日本の被災に対する支援の国々に対する返礼の意味をもつことになる。

 

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