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2011年4月10日 (日)

企業も大学も変革の時代を迎えた

 大学が変わる。

 かつての受験生が順調に増える時代と違って、少子高齢化が進む日本で受験生の減少は避けられない。こういった環境の変化に対して大学も変わらざるをえない。

 高度経済成長の時代は、どのような経営をしても企業は成長できた。売り上げが伸びている時代に経営手腕の善し悪しは問われなかった。これは企業経営の場合だが、大学も同様であった。

 しかし今、環境変化によって経営能力が企業にも大学にも問われることとなった。このように指摘する時、これまでの大学内部に経営能力が蓄積されてきたのであろうか。さらに、そもそも大学に「経営」が存在したのであろうか。そのような状況の中から次のような書籍が出版されても不思議ではない。

 寺田篤弘『壊れる大学・ドキュメント日本大学・国際関係学部』人間の科学新社。

 元日本大学教授による大学経営の内部告発である。本書の特徴は「異を唱えるとクビ。無能化した教授会。どの大学にも潜在するスキャンダル」と指摘されている。

 私の勤務先の流通科学大学では、建学の理念である「実学」の府であることを自覚しながら、大学教育の原点に返ることが指摘されている。これは「差別化戦略」として有効と思われる。果たして、それが受験生に受け入れられるかどうか。来年度の受験者数で実証される。

 大学が変わるということは、そこに勤務する大学教員も変わらなければならない。企業も大学も変化・変革が求められる時代である。この自覚が必要であろう。

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