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2011年3月25日 (金)

ベトナムからの義援金

 日本の東日本大震災の被災者に対して、ベトナムでも義援金が集まっている。

 ハノイ国家大学で募金活動をして2万米ドルが集まり、ホーチミン市のベトナム人企業経営者からも6万米ドルの募金が集まったと連絡があった。

 ベトナム赤十字の要請に応えて政府閣僚から9,050米ドルの寄付があり、そのほかに赤十字には47,000米ドルの義援金が集まっている。

 このような日本支援の動きはベトナムで拡大しているように思われる。

 これに対して、義援金を贈ってくれるほどの国なら、日本からのODAは減額してもよいのではないかという意見が政府の中にあるらしい。もちろん財政状況が厳しい中で、外国に援助する資金があるなら、国内向けに使用するべきであるという意見は以前からあった。その意見が、今回の大震災で大きくなったと考えられる。

 しかし私見では、義援金とODAは別個に考えるべきである。両者の資金の性格が異なるからである。前者は災害に対する緊急援助や一般国民の厚意であるのに対して、後者は政府間の「公約」である。

 日本人の意地と矜持として、ODA対象国からの義援金に対してはODAで報いるべきである。ただし財政状況の厳しい中、ODAの内容の効率化が精査されてもよい。

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