« 太陽光発電システムの勧め | トップページ | ベトナム投資信託の動向:念のために »

2011年2月19日 (土)

日本の中小企業の海外進出先はベトナム(1):ベトナム側の事情

 ベトナム経済の最大の課題は何か。それは貿易赤字の解消である。そのために本気で裾野産業を育成しなければならない。

 もちろんベトナム経済政策にとって経済成長が大前提であるが、そのほかに所得格差の是正、インフレ抑制、インフラ整備など多数を指摘できる。それぞれに経済・金融政策があり、それらの中には矛盾することもある。

 たとえば経済成長のために低金利が好ましいが、インフレ抑制のために高金利政策が現在は採用されている。こういった矛盾をどのように考えれば良いか。また、政策的な整合性をどのように説明すればよいか。

 私見では、貿易赤字の解消のための政策が最優先されるべきである。それも一時的なドン通貨切り下げといった対症療法ではなく、原因療法の政策が求められる。それには時間が必要であるが、それがベトナム経済の安定的な成長には当然の「王道」である。

 この原因療法の要点は輸入代替産業の育成である。つまり産業構造それ自体を黒字体質に転換しなければならない。より具体的には、裾野産業を育成しなければならない。

 以上、なぜ貿易赤字の解消が最優先なのか、その原因療法がなぜ輸入代替産業の育成なのか。その輸入代替産業が、なぜ裾野産業なのか。これらの理屈=論理については別途に検討したい。(つづく)

 

 

|

« 太陽光発電システムの勧め | トップページ | ベトナム投資信託の動向:念のために »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/38902121

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の中小企業の海外進出先はベトナム(1):ベトナム側の事情:

« 太陽光発電システムの勧め | トップページ | ベトナム投資信託の動向:念のために »