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2011年2月 3日 (木)

Chuc Mung Nam Moi !!!:ベトナム株式市場の展望

 2月3日、ベトナムそして中国では旧正月である。私は東京出張中。

 今年のベトナムは1月に共産党大会があり、これからの進路が明示された。特に注目されることは、2020年までに貿易赤字を解消するという方針である。このための戦略として、ベトナムはTPP(環太平洋経済連携協定)参加を始めとする貿易自由化による輸出増大を最優先にしているように思われる。この論点は、岩井証券のHPで紹介している。

 このようなベトナム自身が打ち出した戦略から改めて気づかされることは、これまでのベトナム株式市場が慢性的な貿易赤字の下にあったということである。確かに大幅な株高もあり、2倍や3倍の利益を得た投資家もあったが、冷静に考えれば、ベトナムは国際経済の中で不安定であった。外貨準備は確保されていたものの、貿易赤字は、欧米系の金融機関から経済危機の懸念が常に表明されてきた要因であった。

 マクロ経済の現状を考えれば、これまでのベトナム株式市場の高騰は確かに「バブル」の状態であった。そして「バブル崩壊」後の現在、おそらくベトナムの株価はベトナム経済の実態に対応した水準と考えられる。

 そして今、ベトナムは貿易黒字化の戦略を打ち出している。このことを考えれば、今後10年間がベトナム株式市場の着実な成長が期待できる時期である。いよいよベトナム株式市場の本格的な成長期を迎えるとみなされる。

 ベトナムのテト(旧正月)を迎えて、ベトナム株式市場について私は以上のように展望している。

 

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