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2010年8月11日 (水)

これだけは言いたい(10):言うのはタダ・・・菅首相の発言

 菅首相が、韓国に対する植民地支配について謝罪したと新聞各紙で報道されている。特に韓国側が謝罪を要求したわけではなく、首相自身が自発的に発言したようである。

 これを「謝罪外交」と見なして批判する見解があるが、これは謝罪というよりも反省というべきであろう。または韓国に対する「気配り」とも言える。今後の日本は、このような「反省外交」・「気配り外交」を展開し、世界から「謙虚で気の利いた国」と評価される方針を採ることも考えられる。

 その適否はともかく、こういった反省や気配りには財政支出が伴わないのだから、どんどん推進すればよい。そのことで日本と韓国の友好親善関係が深まれば問題ないではないか。要するに「言うのはタダ」である。これも外交の重要な手法であると思う。

 これまでの日本の外交には、多くの場合、ODAや資金提供といった「お土産」が伴ったように思われる。このような「お土産」は今の日本の財政状況では不要であろう。菅首相に、そのような意図があったかどうか不明であるが、財政危機においては、こういった外交の工夫が求められるのではないか。

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コメント

 謝罪と反省は正確には意味が違うと思います。相手から言われて謝るのと、自分から反省するということでは、その後の行動や言葉の表現にも相違があります。ご指摘のように謝罪すれば、当然、その罪に対する償いを求められるでしょう。
 さらに直接の戦争責任がない私を含めた戦後世代には謝罪のしようがない。簡単に言って「身に覚えのない無実の罪」を謝罪できない。しかし歴史から学んだ「未来志向」の反省や教訓を述べることはできるでしょう。
 私の主張の本意は、このようなことです。「謝罪する必要はない」という主張には同感ですが、もし「反省する必要もない」とお考えなら、それは私とは意見の相違です。
 歴史そして過去に対する反省・自省は今後の友好関係の発展にとって必要であると思います。

投稿: 上田義朗 | 2010年10月 1日 (金) 15時31分

謝罪すればそれに見合った賠償を彼らは要求してきます。
過去を見れば十分に分かります。このまま謝罪ばかりしていると日本は半永久的に韓国、北朝鮮にタカられ続けます。
これを解決するのが真の外交努力です。
いつまでも謝罪していると真の友好関係は気づけないと思います。

投稿: 愛国無罪 | 2010年8月13日 (金) 11時34分

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