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2010年6月14日 (月)

怒り・涙・感嘆

 テレビドラマ『不毛地帯』(DVD)を何回か見ていると面白いことに気がつく。遠藤憲一が演じる東京商事の鮫島の主人公・壱岐正に対する反応である。

 鮫島と壱岐の主要な商戦もしくは対立は3回あった。第1は自衛隊戦闘機の商戦。第2はイラン石油開発の入札。第3は石油採掘継続の可否。いずれも壱岐が鮫島を負かしのたのであるが、鮫島の第1の反応は「怒り」。第2は「涙」。第3は無言の「感嘆」であった。

 鮫島が次第に壱岐に対する評価を高めていく過程がよく理解できる。負けて悔しいのは当たり前であるが、その悔しさの表現が変化する。個人的に言えば、負けて悔しいのは自分自身に対してである。自分自身に悔しい思いは何度もある。たとえば「もっと英語やベトナム語が話せたら・・・」などは頻繁である。

 最近の大学生を見ていると、ときどき「切れる」学生がいる。これは、ある意味で正常なのかもしれない。怒りは当然の感情である。しかし「無反応」の学生がいる。それは上記の「無言の感嘆」といったものでもない。無感情・無感動のように思われる学生は不気味である。

 これは情操教育の問題なのであろうか。コンピュータのゲームを完了して感動しました。こういう経験しかないと、感情を表現できないのかもしれない。奥深い問題であるように思う。 

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