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2010年5月13日 (木)

岩井証券で「ベトナム株取扱1周年記念」セミナーが開催

 5月11日(火)に東京と大阪で岩井証券が主催する表記の「ベトナム株式投資セミナー」が開催された。

 私は大阪会場で講演した。この日は大学で講義があったが、30分ほど短縮した。もちろん学生には理由を正直に話し、大学の知名度を上げる仕事だから・・・と説明した。

 岩井証券は先日、コスモ証券の買収に成功し、「関西に巨大証券会社を打ち立てる」(『日本経済新聞』2010年5月11日、関西版)という大きな展望を発表している。久しぶりに関西で元気の出る話題である。

 私は前半の講演を担当し、後半は「イワイ・リサーチセンター」センター長有沢正一さんが「ベトナム株式の展望と業績動向」というテーマで講演された。事前に有沢さんのレジュメを頂戴していたが、なかなか充実した講演内容である。さすがに「プロ」。株式投資の要点を押さえておられる。

 これに対抗した講義は、かなり難しいと判断して、私は「ベトナムに関する最近の私的な話題」として、この黄金週間中の見聞したベトナム・カンボジア・ラオスの最新情報をお話した。「百聞は一見にしかず」。何といっても、現地直送の鮮度のよいナマの情報を提供することが参加者にとって興味深いと思われた。

 いくつかの熱心な質問もあり、なかなか有意義なセミナーであった。そこでの質問は専門的であり、新興市場に関する情報収集は、ある意味で平等であり、だれもがすぐに専門家になれる状況にあることを実感させられた。

 なお、私の講演の中では、ロータス投資運用会社のタイ社長=投資運用担当責任者の人となりについてもお話した。ラオスとカンボジア訪問中の5日間を同じホテルに宿泊し、同じ食事をして、同じ人々や場所を訪問したのだから、その人柄は熟知できた。

 要するに結論は、彼なら安心して運用を任せられる。主な理由は、①投資方針の「軸」がブレない。②財務諸表の数字に強い。③謙虚である。④向上心がある。⑤英語ができる。⑥柔軟性もある。少し気がつく問題点は、株式投資の話になると「熱く」なるのである。「社長なんだから落ち着いて落ち着いて」ということが私からの助言であった。まだ30歳代なのだから、それはやむを得ないのかもしれない。

 本年中にタイ社長の来日も考えたいと思う。ぜひ、機会があれば、彼の話を直接に聞いていただきたい。

 投資信託の購入では、大手の投資運用会社が安心という意見もあるが、それは単に会社名であって、投資運用者の顔が見えない。さらにベトナム市場では、大手外資系企業で働くベトナム人従業員の個人的な能力や気質に大きく投資活動は影響されるであろう。大手外資系投資運用会社だから、そこで働いて「食い物」にしてやろうというベトナム人従業員も少なくない。この「食い物」とは悪意ではないが、自分のために会社を利用するということである。

 この点でタイ社長はオーナー経営者である。これは自分の利益=会社の利益。会社の信用失墜は、自分の利益の損失になる。投資運用の要点は会社でなく、個人であると思う。私は顧問として、タイ社長を誇りに思っている。

 会場に来ていただいた方以外にも、このことを強調しておきたいと思う。 

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