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2010年5月14日 (金)

コミュニケ-ション能力の欠如

 大学生の就職活動において学生に求められる能力として、コミュニケーション能力が上位に列挙されることが多い。

 簡単に考えて、ビジネス=商談の基本は売手と買手のコミュニケーションである。就職活動で内定獲得のためにコミュニケーション能力が必要なことは当然であろう。このポイントは、情報さらに言えば感情の双方向の交流であると思う。そこから共通の認識や理解や結論が導き出される。

 ビジネスで当然に必要とされるコミュニケーション能力が政治の世界では欠如しているのではないか。具体的な個々の問題は想像に任せるとして、少なくとも政治問題の不都合は、コミュニケーション能力の不足が大きな原因であろう。

 大別して次の2つが問題である。①情報それ自体の不足、②情報交換の不足。

 ①について言えば、先入観に基づいて現状分析しないことである。先入観を言い換えれば、思い込みといってもよい。これは思考停止を意味する。現実の変化に対応できないと、ビジネスが成功しないことと同様に政治も成功しない。現実の変化を認識するための現実の情報それ自体が不足している。また一面的な情報が提供されることも多々ある。この場合、多面的な情報が不足している。

 ②について、相手の意見を聞くことからビジネスは始まるのに、政治では一方的な主張が多々見られる。時間をかけて意見を交換する。これがコミュニケーションの基本であるが、それができない。それを妨げる先入観や思い込みがあるかもしれない。少しでも共通の認識を増やすことが情報交換の目的である。これができないと、どんな交渉も成立しない。

 ビジネスでコミュニケーション能力の重要性を主張する人が、政治ではコミュニケーションを理解せずに、自分の主張を一方的に押しつける。現実を見ない。相手のことを考えない。

 このように考えると、ビジネスにおける「コミュニケーション能力」を実感として本当に理解できている人は意外と少ないのではないか。その理由は簡単である。一般に人は、自分に都合のよい情報や人間を好むからである。

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