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2010年4月22日 (木)

カンボジアの政治は安定している:それに比べて

 タイの政治的混乱が続いている。友人のラオス人もタイ出張が延期になったので、この連休中にビエンチャンで会えると連絡が来た。タイの直接的・間接的な経済損失は膨大な金額に達するであろう。

 言うまでもなく、政治的安定は経済成長や投資における大前提である。この観点からカンボジアの政治状況について以下で紹介した。

 「上田義朗ベトナムレポート」http://www.iwaisec.co.jp/

 タイのタクシン元首相をカンボジア経済顧問にフンセン首相は任命した。これにタイのアビシット首相が反発し、国境での軍事紛争に続いてカンボジアとタイの政治関係は悪化したとみなされる。

 その後のタイ政情不安をみれば、カンボジアはタクシン氏の首相復帰を支援しているようにも思える。そうであるとすれば、タクシン首相時代にカンボジアとタイの間に何らかの「親密な関係」が存在したのではないかと邪推してしまう。

 上記のレポートで「フンセン首相の政治的駆け引き」という表現は、このような意味を含んでいる。カンボジアの政治的安定はフンセン首相の指導力・調整力に依存しており、それは今後10年間は継続するとカンボジア人消息筋は指摘している。

 カンボジアの政治的安定に比べて、タイの政情は問題であるが、それでは日本はどうか。けっして他国を見て顔をしかめている状況ではなく、自国の足元を見なければならない。外国人から見れば、日本の政治的な不安定性は相当なものであると自戒しなければならない。

 

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