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2010年4月 3日 (土)

コスモ証券の買収決裂:不思議な入札?

 『日本経済新聞』(2010年3月31日)によれば、岩井証券によるコスモ証券の買収交渉が決裂した。その理由は買収価格が折り合わなかったということである。

 この買収については、『日本経済新聞』(2010年3月10日)を始め各紙で報道され、ほぼ買収は決定という論調であった。それに対して今回の決裂の理由は、前掲紙によれば「CSKは特別損失を計上する必要が出てくる」からであった。

 私が理解できないことは、入札をして岩井証券が最高価格を提示したにもかかわらず、その後に価格が折り合わないということ自体が不思議である。入札の場合、たとえば最低価格を事前に提示することが普通ではないのか。

 いずれにせよ、関西証券業界の新たな活性化の原動力になると思われた買収の決裂は残念である。大阪を基盤にする証券会社の統合が、関西経済の発展に貢献すると考えられるからである。

 この決裂で、コスモ証券は次の身売り先を探すことになるのであろう。他方、岩井証券は次の戦略が模索されるであろう。証券界に投じられた「一石」の波紋は今後も広がっていくと思われる。

 

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