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2010年4月30日 (金)

ハノイに開店:「回転鍋」料理店キチキチ

 回転寿司はカラオケと同様に日本発のアイデアで世界に広まったと思われるが、回転鍋の店はベトナム発であると思う。店名はキチキチ(KICHI KICHI)そのキャッチコピーは、SHARE YOUR MOMENTSそしてNON STOP MOVING。なかなか気が利いている。

 日本人の経営かと思えば、そうではなく、韓国人でも台湾人でも中国人でもないらしい。純粋のベトナム人の出資と経営のようである。しかし出店が、私が食事したランハ地区のみなDsc00995_7 らず、BIG Cやヴィンコムタワーなど人気のショッピングセンター内にもあり、かなり多額の初期投資をしているように思われた。

 「回転鍋」と聞けば、果たして何が回転するか? 鍋や人間が回転すれば、これは面白いが、普通では考えられない。当然、具材が回転する。

 時間無制限の食べ放題。基本料金は1人が118,000ドン(約550円)。牛肉や鮭の特別な具材は別料金になる。スープの味は日本式とタイ式が選択できる。 

 カウンター席には1人用の電磁調理器があり、回る具材を自由に取ることができる。スープの追加はもちろん無料である。このようなカウンター席の1人鍋は日本でもあり、私は大阪・梅田の「しゃぶしゃぶ」店を何度の利用したことがあるが、それはセットでの具材提供である。キチキチのような小皿の回転は初めてである。

Dsc01001  日本のしゃぶしゃぶや焼き肉の店の食べ放題は、店員に注文するタイプと自分で具材を取りに行くタイプがあるが、1人鍋の店はない。また、ベトナムのように小皿が回転してくれると、わざわざ具材を注文したり、取りに行く手間が省ける。これが画期的である。

 1人でも食べれて、好きな具材を自由に取ることができる。そして具材が回転してやって来る。これは日本でもヒットするのではないか。私のような夏でも鍋を食べたい「鍋族」の人間は大歓迎である。それに自分の好みで野菜を大量に取ることもできる。具材がセットになっている鍋では自分の好みにはならない。また鍋料理の注文は2名様からという店が日本では多いが、これなら1人でも遠慮なしである。

 ただベトナムでの問題は、時間が無制限ということである。小皿を少しずつ取ると、いくらでも食べられる。これでは、お客の回転率は低くなってしまう。これで採算が合うのかどうか。お客として心配してしまう。

 いずれにせよ、ベトナムに来られた時は、ぜひキチキチを試して見て下さい。熱を通すので、少なくともお腹を壊す心配はない。清潔な店内と若い店員は、なかなかのものです。鍋族の私としては次回にベトナム人経営者にインタビューをしてみたい。

 この次の可能性としては「回転焼き肉」が出現するかもしれない。日本で?ベトナムで? 発展途上国と思っていたベトナムは過去となり、ベトナムは新しい時代を確実に迎えているのである。

 なお、普天間基地の移転に直面する政府首脳が基地問題をキチキチで鍋を食べながら、キチキチの予定で打開策を考えるなんていう「オヤジギャグ」は面白くないでしょうね。 

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投稿: LEEPace19 | 2012年4月 2日 (月) 11時30分

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