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2010年3月 2日 (火)

GMS(大メコン圏)諸国の基礎データ

 GMS(大メコン圏)に含まれる6カ国は、CLMV(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)に加えてタイと中国である。

 このGMS間の移住・移民に関するレポートをADB(アジア開発銀行)で入手した。この中でGMS6カ国の経済的・人口動態的な基礎データを岩井証券の次のHPの「上田義朗ベトナムレポート」で紹介した。http://www.iwaisec.co.jp/ 

 毎週1回の連載中。ぜひご覧になってください。

 日本の移民と言えば、日本人の海外滞在者数は36万人、外国人の日本在留者数は100万人。家族を含めると200万人になると言われている(「ウィキペディア」移民の項を参照)。

 一般的な移民(=人材交流)は経済要因に基づいている。人口の多い国や人口成長率の高い国から、より経済成長の高い国に向けて移動する。この意味では、ラオスやカンボジアが流出国になるはずであるが、カンボジアは流入国となっている。

 GMSの中ではタイが最大の流入国であり、105万人の定住外国人がいる(2005年)。それは主にラオス・カンボジア・ミャンマー人である。

 かつてのハワイやブラジルなどの日本人移民政策が、それらの国と日本の経済関係に少なからず影響していると思われる。同様にGMS間の移民問題も、それらの国々の経済成長にとって注目に値する論点である。また政治問題に転嫁される可能性もあるだけに、これらの国々の政治的安定(=カントリーリスク)の評価にとっても無視できない。

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