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2010年2月25日 (木)

中国における日本企業の経済的な影響力

 先日に紹介したPREX(財団法人・太平洋人材交流センター)のシンポジウムにおいて、石原享一教授(神戸大学大学院・国際文化学研究科)から次のような趣旨の発言があった。

 「中国に進出している日本企業は3万社あり、920万人の中国人を雇用している。中国のGDP(国内総生産)が日本を追い抜いて世界第2位になるとしても、それに日本が貢献している。

 中国の食品会社は再び何らかの問題を再発させるであろう。なぜなら中国企業は利益最優先だからである。その中国の現状において、中国に進出した日本企業が倫理もしくは社会的責任という考えを中国で普及させる意義は大きい」。

 このことは、まるで20年ほど前の韓国と日本の関係が想起させる。親しい知日家の韓国人が当時に次のように述べたことが忘れられない。「韓国人の中には、ソウル市内の高層ビルを見て、韓国は日本に追いついたと考える人がいる。しかし、そのビルの中のビジネスのモデルや姿勢は日本から依然として学ぶことがある」。

 企業の規模拡大でなく、企業の経営の品質向上を追求する。これからの世界の中で日本企業のあるべき姿であると思う。そういった意味での「良い会社」・「一流企業」を追求するべきであろう。

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