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2009年12月26日 (土)

カンボジア衣料品のハノイ参入:両国の交流深まる

 ハノDsc00052_convert_20091226175912イに未だ地下鉄はない。公共バスはあるが、時間もかかるし、余り便利でもない。そこで自動車・タクシーを利用することになる。

 タクシーの車窓から外を眺めていて、面白い店を発見した。そうなると「シン=ロイ、ズン=ライ!!」(ごめん、止まって!!)ということになる。

   「メイド=イン=カンボジア=ベトナム」という衣料品店である。店内に入ると意外に顧客で賑わっDsc00054_convert_20091226180032ている。想像するに値段は安いのだと思う。

 たとえばCalvin Klein、100% Cotton、Made in Cambodiaというラベルの商品が販売されている。これらの商品のルートはどうなっている のか興味津々である。おそらくホーチミン市経由であると思う。同じ店がホーチミン市にもあるのではないかと想像される。カンボジア縫製企業の対米輸出向Dsc00055_convert_20091226180128けの製品が不良在庫となり、それがベトナムに流れてきた・・・。これは仮説である。

 今後は、こういったベトナムとカンボジアそしてラオス3カ国間の物流や企業間関係の実態調査が、メコン川流域国の発展にとって有益になるであろう。

 また偶然にフエ通りを歩いていて、「カンボジア文化展示週間」の横断幕を見つけた。クメールの伝統芸術活動を紹介する趣旨である。このようにベトナムとカンボジアの友好関係は進化・深化している。ハノイですらそうなのであるから、陸路で半日で結ばれるホーチミン市とDsc00046_convert_20091226182217プノンペンでは、さらに関係は深いであろう。

 ただし私見では、ベトナム人に対するカンボジア人の根強い不信感が存在することを忘れてはならない。同様のことは、中国人に対するベトナム人の感情にも通じる。ベトナムとカンボジア間の「歴史問題」は遠い昔のことになったと思われるが、カンボジアにおいてベトナム人の傲慢さや不遜な態度が見られるとすれば、当然にカンボジア人は反発するであろう。

 ベトナム・カンボジア・ラオス3国における経済関係において、ベトナムがイニシアティブを取るだけの位置を占めていると思われるが、それが円滑に発展するかどうかは、ベトナム企業経営者の倫理や人格に依存しているように思われる。かつての日本人がアジアの人々に対して横柄な態度であったように、ベトナム人にもそういう傾向があると私は懸念している。

 そうであるからこそ、上記のクメール人の文化活動をベトナムで紹介している。ベトナム政府のカンボジアに対する配慮は理解できるが、一般の国民の反応はどうか。これが問題である。

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