« ハノイで美食を楽しむ:「一味膳」で日本食を堪能する | トップページ | ラオス主催・2009年第25回SEAゲームの余韻・・・・・・ »

2009年12月27日 (日)

ラオス証券取引所:開設準備が着々と進行中

 27日(日)午前にラオスに到着。午後にラオス証券取引所の建設現場を見学した。まだDsc00064_convert_20091227210520 基礎を打ち込んでいる段階であるが、日曜日にもかかわらず、工事は進行中であった。この建設資金は韓国の支援である。

 外観は、なかなか現代風である。この建設現場の向かい側が国際会議・展示場であるから、この周辺全体の雰囲気に違和感はない。周辺の敷地には余裕があるから、新しい証券会社や銀行の建物が建設されると、この地域が「金融センタDsc00067_convert_20091227210301 ー」になる可能性がある。

 この前の通りを南に進めば、自動車で数分でオートバイのスズキの工業があり、さらに10数分進めばタイにつながるメコン川の友好橋に至る。

 当然であるが、証券市場の開設に向けて「箱物」の建設だけでは不十分である。証券取引の人材育成がDsc03142_convert_20091228001209 重要である。そこでラオスでは「株式ブローカー」の資格認定証の制度を設定している。本年12月22日に株式ブローカー認定証の授与式が初めて開催された(本文の記述は次を参考にしている。Vientiane Times, December 24,2009)。

 この認定証は、「現代投資専門職認定1級」(Certificated Modern Investment Professional Level 1: CMIP 1)と呼ばれ、プーペット=カムフンヴォン氏(証券取引委員会副委員長・ラオス人民民主共和国銀行(中央銀行)総裁)が9名に授与した。

 本年7月10日から8月2日までビエンチャンで実施された株式市場の運営や専門的な行動についての訓練コースに参加したラオス人は87名であったが、その中の9名が試験に合格した。残りの受講生には参加証が授与された。なお、この訓練コースはラオスの中央銀行とタイの証券取引所が主催した。合格者が少ないのは、それだけ試験が厳格な証拠と理解するべきであろう。

 ラオスは2010年10月10日に株式市場の開設を予定しており、以上は、そのための準備である。この認定証のための訓練コースの受講料は3百万キープ(約355ドル)であるが、より多くの訓練生をラオス証券取引委員会は求めている。 

 ラオスの中央銀行によれば、すでにラオス国民は株式購買力をもっており、多数の人々は外国株式市場に投資している。私見では、これは適当な見解である。私のラオス人の友人は、すでに家族で複数の自動車を所有するまでになっている。こういう所得層が潜在的な株主になると思われる。これらの人々は、簡単に言って、外国との関係をもっている企業経営者や留学経験者である。

 ラオス株式市場の開設が、ラオス経済発展にとっても外国投資家にとっても貢献することが期待される。

|

« ハノイで美食を楽しむ:「一味膳」で日本食を堪能する | トップページ | ラオス主催・2009年第25回SEAゲームの余韻・・・・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/32759569

この記事へのトラックバック一覧です: ラオス証券取引所:開設準備が着々と進行中:

« ハノイで美食を楽しむ:「一味膳」で日本食を堪能する | トップページ | ラオス主催・2009年第25回SEAゲームの余韻・・・・・・ »