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2009年11月 5日 (木)

「新聞を読んで」・・・

 (財)日本証券経済研究所http://www.jsri.or.jp/大阪研究所に1983年4月~1988年3月の5年間私は在職していた。大学院生の生活を終えた初めて就職先であった。この間、主要な新聞5紙(読売・朝日・毎日・産経・日経)と『日経産業新聞』を読むことが日課であった。

 この研究所における勤務時代、私には専属の研究助手(黒田さん・大力さん)がいた。彼女達は、私の研究に関連した新聞記事に色鉛筆でマークしておけば、それらを切り取ってスクラップ帳に項目別に貼り付けてくれた。このような厚遇を受けたことがないので、今でも研究所や黒田さん・大力さんに感謝している。

 その後、NHKラジオ第1放送『新聞を読んで』という番組に出演する機会があった。この番組出演の最初は深夜と早朝の2回放送であったが、その後は早朝のみの放送となり、今でも続いている。約13分間、その1週間の新聞5紙(上記と同じ)を読んで、それについてコメントをするという番組である。

 この出演日の前日は、ほとんど徹夜であった。1週間分の新聞5紙を読んで、少なくとも何か気の利いたことを言わなければならない。これが大変であった。とても時間が取れなくなって、この出演を断ることにした。

 そして今日、変わらずに新聞は読み続けているが、便利なインターネット上のサービスを利用している。『日経テレコン21』http://t21.nikkei.co.jp/g3/CMN0F21.do)である。

 この『日経テレコン21』では、ほとんどすべての日本における新聞と雑誌の記事が過去から直近まで収録され、キーワードの入力で検索・保存できる。これがあれば、もはやスクラップは必要ない。このように便利になったからこそ、かつて「私用スクラップ帳」を作成してくれた黒田さんや大力さんの貴重な仕事が思い出される。

 私の職業(プロフェショナル)としての研究生活は20年を超えたが、、以上のように新聞を読むことから始まり、その形態は変化しているものの今日まで新聞を読むことが継続している。いつも大学生に「新聞を読みなさい」と言うのだが、それを実行する大学生は少数のようである。

 当初それを「怠慢」と批判する気持ちがあったが、自分の経験を振り返れば、やはり最初は義務的に新聞を読まなければならない。それが習慣化すれば、読まなければ、不安でたまらなくなる。ただし、勉強熱心な学生は「新聞は高いからインターネットで読んでもいいですか?」と質問してくる。それはそれでよい。「図書館で読んでもいいんだよ」と答えることにしている。

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