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2009年10月18日 (日)

株式市場に上場予定:カンボジア・シハヌークビル港湾公社(中)

 今年の夏に宿泊したプノンペン市内のアーモンドホテルは、広大なロシア大使館にDsc02841 面している。そこからシハヌークビル港までの路程を紹介する。午前7時40分にホテル出発。運転手はトーチさん。何でも安心して任せることができる。しばらくして王宮前の広場が右手に見える。遠くに国旗が並び、手前にはハトが群れている。

 川沿いに進んで左折するとカナディアバンク(加華銀行)の本店ビルが右手である。当初は、このビルに証券取引所が入居するはずであったが、おそらく韓国の意向があり、韓国系カンコーシティの中に新たに証券取引所が本年11月から建設着工Dsc02845 される。

 本年度末の証券取引所の開は仮の開設であり、本格的な開設は建物が竣工する2010年半ばということになる。このカナディアバンクは、不動産融資で利益を上げてきたと言われているが、最近の不動産ブーム停滞で業績が低迷しているとウワサされている。しかし、この建物はプノンペン市内で威容を誇っている。

Dsc02853  ロシア通りを進んで8時少し前には左手に税務総局(General Department of Taxation)の建物が見える。これを見ると、カンボジア政府の財政は心配ないと思ってしまう。しばらくしてプノンペン王立大学が右手にあり、CJCC(カンボジア日本人材協力センター)の建物があるそれに対抗するかのように、その向かいにはカンボジアと韓国の友好センターがある。

 ロシア通りが国道4号線となり、南下すると左のような3階建ての建物が多数建設中であった。または完成していても空室が目立つ。これは、よくベトナムでも見かDsc02868 けるが、1階が店舗で2階と3階が住居になっている。プノンペンとシハヌークビルを結ぶ国道4号線沿いの不動産高騰を見込んだ先行投資であると思われる。だれもが考えることは同じであるから、過剰な投資・供給となり、結局は共倒れする。これもベトナムで頻繁に経験するビジネス手法である。もしかして、この投資はベトナム人が主導しているのではないか? これはありうる話である。

 プノンペン経済特区(PPSEZ)の入り口が左手に見える。自動車の給油に時間を取られたが、それを除いてプノンペン市の端の方のアーモンドホテルから経済特区まで40分ほどである。市内の朝の自動車渋滞があって、この時間である。プノンペン市内から余裕の通勤圏である。この経済特区に本年8月に味の素の入居が決定したばかりである。さらなる日本の直接投資が期待される。

Dsc02870  この経済特区は、自家発電所と通関機能を供えた工業団地であり、労働者の採用から経営相談までのワンストップ・サービスを提供している。日本人社長の上松さんが常駐されているので、日本企業には安心である。またカンボジア側のパートナーはATTWOODグループであり、その女性社長の人脈も見逃せない。さらに工業団地だけでなく、住宅地とショッピングセンターや教育施設も計画されている。この分野の進出も期待される。たとえばホーチミン市のサイゴンサウス内のロッテマートのような映画館などを含んだ巨大複合ショッピングセンターも好立地になるであろう。これらについては、上松さんが執筆されている次のHPを参照されたい。http://ppsez.blog.shinobi.jp/

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