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2009年9月 5日 (土)

写真で語るメコン川流域3カ国(23):ラオスの小学校で清掃活動

Dsc03647 ビエンチャン市内から空港に向かう道路を約15分ほど走った右手にある総生徒数が1年生から5年生まで100名、教員数が5名というファンへン(PHANGHENG)小学校で9月4日(金)に清掃活動を行った。今回の清掃ボランティア活動では「エコバック普及」と並ぶメインの行事である。これには日本人学生7名・ラオス人学生20名それに首相府・水資源環境管理局から3名が参加した。また元気な社会人学生の中谷さんも同行された。

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 こういった学校の選定は、これまですべて同局に任せている。もちろんビエンチャン周辺でも都会とか地方とか、またバンビエンとかパクセーという希望が伝えてきたが、基本はすべてお任せである。日本の支援で設立された小学校を訪問しようかという話もあったが、この清掃活動のカウンターパートが同局の青年同盟なので、それに任せるのが自然であると判断した。

Dsc03614  最初に「じゃんけん」をして列を作る「電車遊び」をした。次いでボール遊び・大縄跳び・綱引きなどで遊んだ。小学校に到着直後に『ビエンチャン・タイムズ』の記者の取材を受けたために子ども達が時間をもてあましていた。そこで突然の「お遊び」がスタートした。1年生から5年生まで総数100名の小学生との遊びは、日本人学生・ラオス人学生にとっても童心に返ることができた。なお、ラオスの「じゃんけん」はヌン・ソン・サン(1、Dsc035832、3)とかけ声をかける。

 ラオス国立大学からケック先生とコンサワン先生が参加してくださり、大奮闘していただいた。ボール遊びに使用したビーチボール7個は小学校に寄付した。また大縄跳びの縄は流Dsc03595通科学大学の溝口くんが日本の小学校から借りてきてくれたものである。それで綱引きもしたが、小学生に加えて大学生までも一生懸命に引っ張るので切れないかどうか心配するほどであった。

 その後の活動は水資源環境管理局に譲った。運動場で子ども達の気持ちDsc03619を掴む技術は最高であった。こういった活動に慣れている様子であった。その後に教室に入り、環境問題のクイズをした。小学生に対して理解しやすいようにマンガを利用した教材が開発されていた。7年間におよぶ活動の中で日本人大学生が作成した「紙芝居」をしたことはあるが、ラオス人自身によって作成された教材は初めて見た。私達の活動が少しでも影響を及ぼしてDsc03625いるなら嬉しいことである。

 教室から再び運動場に出て次は参加者全員で清掃である。全部で10枚ほどのゴミ袋でゴミを集めて、それを集約して1つ半ほどのゴミ(下図参照)が集まった。

Dsc03635 この活動の最後に、恒例のお土産の贈呈である。学生のボランティアであるから高価なものは難しい。子ども達には日本のラムネ菓子とエースコックベトナム社から寄付を頂戴した「モダン」という新製品の即席ラーメンを手渡した。小学校の校長先生には、これも日本から持参した色鉛筆と画用紙・折り紙のセットを贈呈した。 Dsc03639_2

 箕面船場ライオンズクラブから寄贈していただいたTシャツは、この活動の連帯感を高めることに役立ってきたし、エースコックベトナム社・浪江社長とビエンチャン駐在・クオン氏のご厚意で提供された即席ラーメンは子ども達が自宅に持ち帰って話題になるのではないかと想像された。しかし残念ながら、その場で即席ラーメンをボリボリ食べる子どもがいた。次回から、家に持って帰って食べDsc03603るように注意しなければならない。これは数年前にもあったことだが、その教訓を今年は失念していた。

 ファンヘン小学校は、日本と比較すれば施設も教材も貧弱であるが、子ども達の笑顔や先生の温かい眼差しは世界共通である。そしてラオスには日本でも最近になって導入されている芝生の校庭がある。大縄飛びで転んだ子どもであっても芝生の校庭ではケガをしない効果があることを目前で確認した。もっともラオスの場合は自然発生の天然の芝生なのだと思うが・・・。

 この清掃活動も10年を区切りにしたいと思う。そうなると残りは3年間である。流通科学大学の故・中内功理事長(ダイエー創業者)の私に対する「遺訓」のように思われる「最Dsc03648 低10年は続けなアカン」という言葉だけを拠り所に、この清掃活動を2003年から毎年続けてきたが、これで7回目が終了した。

 この週末(9月5日)には、50名以上が集まる夕食パーティーが開催される。それには箕面船場ライオンズクラブから伊原会長を始め4名も出席される予定である。また、ラオスのライオンズクラブからも会長を始め3名が参加される。例年にない大きな行事が最後に控えている。

flairflair:本来ならゴミ袋は日本から持ち込むのではなく、ラオスで調達すればよかった。日本のゴミ袋は「ゴミの持ち込み」と同じである。さらに理想を言えば、自然に返る素材のゴミ袋が望ましい。このことを学生に指摘することを忘れていた。私の知る限り、ラオスのゴミは広大な土地に投棄される。ダイオキシンを発生させない燃焼炉は高額でラオスには不向きであるし、ラオスは広大な遊休地をもっているからである。

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