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2009年9月16日 (水)

先生、赤ちゃんが生まれました・・・

 今回の出張中のダナンで8月30日(日)朝食中に携帯電話が鳴った。何事かと思ったら、ホーチミン市のタムさんからだった。「先生、赤ちゃんが生まれました」という連絡である。タムさんは昨年末に結婚式を挙げてシンガポールに新婚旅行に行った。ハネムーンベイビーである。

 出張中の8月13日午前中、ホーチミン市からプノンペンに向かう前に彼女に会った。以前から男の子が生まれるということは知らされていたから、「病気じゃないから心配しないで大丈夫」と励まして少しばかりのお祝いをした。本当は生まれてからだが、次に会う予定が不明だからと言い訳した。

 こういう人間関係を私は日本で持っていない。これがベトナムに魅せられる大きな理由である。一般に言って、家族以外の人々との関係は希薄だし、かつての「麗しい師弟関係」は実質的に「死語」ではないかとも思われる。もちろん卒業してからも長く付き合える学生は何人かいるが、多くの学生は入学して卒業するだけ。私の前を学生が通過していく。

 それを批判するわけではない。私自身も多くの人々との出会いがあり、それらの人々の前を通過していったからだ。通過するのはよいのだが、たとえば会社を辞めてからは、どういう人間関係になるのだろうか。もう通過する対象はなくなり、人生の終点に向かうだけである。その時に、どんな人々が自分の周辺にいるのだろうか。

 これまで私は、少なくとも人と人の間の信義や感謝の気持ちを忘れたくないと思っている。そうでなければ、アジアの人々とはビジネスができないという信念はある。

 ラオスで友人のハンサナ氏は今回の訪問時に言った。「2001年に初めて上田にビジネスを教えてもらった」と。彼と私は同じ年齢であるが、そういう関係があるから家族で親切にしてもらっている。カンボジア人の友人は言った。「上田教授が私を信用してくれて嬉しい」。だから彼は献身的に仕事に協力してくれる。

 こういった人々がベトナム・カンボジア・ラオスにいる限り、 これらの国から離れられそうにない。

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