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2009年9月18日 (金)

ベトナム・カンボジア・ラオス投資信託の成立(2):その成功を期待する

2.このようなことが可能な投資運用会社はあるのか?

 2006年12月に日本の投資家を対象にしたロータス投資運用会社(LotusIMC:http://www.lotusimc.com/?)がハノイで設立された。同社の投資方針は、簡単に言えば、原則として企業価値に対して割安株に長期投資するということである。投資先企業の財務分析は当然として投資決定前には必ず経営者に対して聞き取り調査をしている。

 これは株価指数に連動した短期的な運用方針とは異なる。また日々の売買を繰り返す投資方針とも異なっている。LotusIMCの投資方針は、昨日に紹介した「もの言う株主」(戦略的パートナー)として長期保有を前提にした投資信託の理念に合致している。

 LotusIMCで特に注目すべきは、ベトナムで企業経営を経験した大手企業の日本人経営者や幅広いネットワークをもつ大手商社OBなどで構成される投資諮問委員会を組織していることである。この委員会の仕事は、投資可能性のある企業を発掘したり、投資先企業を訪問し、その経営改革を助言したりすることである。その助言には取引先の紹介や、生産性や品質の改善が含まれる。

 たとえばベトナム企業が日本の取引先を独自に探すことは一般に容易でないが、同委員会の日本人委員がそれに尽力する。投資信託が投資先企業の成長に協力することは当然である。それが投資収益の向上に貢献する。

 これらの運用方針の成功は、これまでのロータス社が示す投資実績が示している。ベトナム株価指数の下落率は最大で60%以上に達したが、同社の預かり資産総額の減額は最大でも30%程度に止まり、現在は40%を超える増額になっている。(続く)

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