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2009年9月27日 (日)

神戸大学・合田教授からのコメントについて

 本ブログで連載したサコムバンクの総資産や資本金について、神戸大学の合田教授からコメントを頂戴した。その数値が過大という指摘である。

 たとえばサコムバンクの総資産は、Economics Today, Volume 2, Number 44, August 1-15,2009, p.24によれば、US$4,593 billionと記載されている。これを直訳すれば、4兆5930億ドルであり、日本円(1ドル=90円)で413兆円となる。確かに、これは異常に大きい。この誤りの解釈としては、カンマとピリオドの意味が逆ということである。

 ベトナムでは、日本の数字表記の時に使用するピリオドをカンマに、カンマをピリオドに表記することが一般的である。日本と使用方法が逆である。これは、最初のベトナム訪問で日本人が当惑することである。この記事の記載もそうであるとすれば、US$4,593 billionは、45億9,300万米ドルとなる。日本円で450億円超である。これは妥当な数字である。したがって、このように本文を訂正した。

 私のブログ記事は、上記の雑誌と、その前号のEconomics Today, Volume 2, Number 43, July16-31,2009, p.23を使用している。この前号の記事では、たとえば設立資本金が、VND5,116 billion(US$287 million)と記載されている。これを直訳すれば、5兆1,116億ドン(2億8,700万ドル)である。1ドル=17500ドンとすれば、5兆1,116億ドンは2億9209万ドルとなり、日本円で261億円超である。この記事の数字は妥当である。

 カンマとピリオドの使用が英文記事を執筆する場合、カンボジアで誤る場合、または統一されていない場合があるということかもしれない。この雑誌の編集部(プノンペンセンター)を訪問したことがあるが、カンボジアの次代を背負う若い俊英の記者が集まっている印象であった。雑誌記事の信用にも関係する問題だから、このコメントは同誌の編集部に連絡してみようと思う。

 合田先生のコメントには、以上のようにお答えしたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。なお本来は、サコムバンクの財務諸表やデータを直接調査すればよいが、そこまでの時間の余裕がない。毎日のブログ執筆の限界であるとご了解いただきたい。

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