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2009年7月15日 (水)

「大阪府港湾協会」総会で記念講演する

 大阪府港湾協会http://www.osakaprefports.jp/index.php)の平成21年度通常総会が7月14日(火)にリーガロイヤルホテル堺で開催され、私は記念講演として約1時間ほど「2015年アセアン共同体に向けた現状と展望」というテーマでお話をさせていただいた。

 アセアン憲章が2008年12月15日に発効し、さらに「アセアン諸国+6カ国」のFTA(自由貿易協定)によって32億人の経済統合が実現するという大きな動きを紹介した。さらに中国の「南下政策」は、メコン川流域国に及んでいることも指摘した。本ブログで取り上げたラオスのセポン鉱山の開発権利が、オーストラリアから中国に移転したという記事は本ブログから引用した。その後にベトナム・ラオス・カンボジアについて各国の経済事情をお話した。

 ベトナム・ラオス・カンボジアの中では、当然と思われるが、港を持たない内陸国ラオスの情報については大阪府港湾協会の会員の皆さまは寡聞であったようである。しかし港をもった国々(ベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマー)を結ぶ東西経済回廊を始めとする陸路の整備が進展すれば、けっしてラオスも無視できない。

 なお今回、港湾協会の方々の前でお話しするということで、JETRO『ASEAN物流ネットワーク・マップ2008』JETRO(日本貿易振興機構)の一部を参照した。この書籍は秀逸である。その具体的・実証的なデータ提供は敬服に値するとともに、それだからこそ実務に有益である。

 私は来年にメコン川を雲南省・昆明からベトナム・カント-まで「川下り」することを計画している。これは私の時間と資金に依存する課題であるが、その可能性を追求したいと思っている。この場合の着眼点を上記の著書から頂戴することができた。

 大阪府港湾協会の皆さまには、私の研究対象であるベトナム・ラオス・カンボジアのビジネス環境について、広く紹介させていただける機会を頂戴したことに感謝を申し上げます。それと共に最後になりましたが、同会のご発展を心からお祈り申し上げます。

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