« 今日はお休みなさい・・・ | トップページ | 遠賀タクシー「事件」について:タクシー業界の経営革新と中内功 »

2009年6月12日 (金)

「あ・い・う・え・お」・「け・け」:成功する社長の条件と評価

 流通科学大学の「実学」講義の一環として、竹原信夫(『”日本一”明るい経済新聞』代表取締役・編集長)をお招きした。この新聞については、http://www.akaruinews.com/ を参照。

 この不況下にも成功している中小企業の社長は多々おられるという講義であった。そして結論として、そういった社長の成功の条件は「あ・い・う・え・お」と指摘された。

 これに加えて、私は「け・け」を加えたい。「あ・い・う・え・お」という表現は一般的であるが、それを「あ・い・う・え・お」・「け・け」とした方が、より印象的?で覚えやすいというのが「上田流」である。

 happy01 あ: 明るい性格。常に前向きの性格ということである。たとえ泣きたい時でも笑うのが大人である。これは、ダイエー創業者の故・中内功氏が好んで色紙に書いた「ネアカ、のびのび、へこたれず」と共通している。

 heart01 い: 意志が強い。粘り強い。簡単にあきらめない。パナソニックの創業者である松下幸之助氏は、「松下さんの事業成功の秘訣は何ですか?」と質問されて、「成功するまであきらめないことです」と応えたそうである。

 heart04 う: 運が強い。これは自分で思い込めばよい。たとえ交通事故に遇っても、「何て運が良いんだろう。死なないだけ運が良かった」と考える。「有り難いことだ。これは安全運転しろという警告なんだ」と思う。「運が強い」と思うことは「プラス志向」の基礎である。

 lovely え: 縁を大切にする。いわゆる人脈を作ることである。この場合、自分だけよかったらよいという人の縁は広がらない。「情けは人のためならず」。他人にできるだけのことをしてあげると、それは自分に返ってくる。これを当然のことと思って自然体で実行する。

 annoy お: 大きな夢を持つ。夢が実現することは難しいが、その夢自体が小さければ、その夢よりも大きく自分は絶対に成長できない。小さな夢は、それで自分の成長を制限してしまう。夢は大きい方がよいに決まっている。たとえば私の夢なんて、もう50歳を超えているというのに、恥ずかしくて言えないほどに超巨大である。何と言っても私は少なくとも100歳まで生きると宣言している。100歳まで生き延びるようなら、次は120歳まで生きると決めている。私の夢は「生涯現役」である。

 以上の「あ・い・う・え・お」が、竹原氏の講義の中での指摘である。それに加えて以下を私は強調したい。

 heart02 け: 健康であること。、これまでに私も多数の経営者の方々にお目にかかってきた。また自分自身も2006年に会社を設立した。それらの経験を想起すれば、やはり健康でないと社長は成功しない。「英雄、色を好む」というが、それと同時に「英雄、美食を好む」と私は思う。そういった基本的な好奇心と欲望がビジネスの成功欲にも通じる。その原点は、何よりも健康でなければならない。

 thunder け: 決断ができること。決断=意思決定できない社長は、社長としての存在意味がない。この場合の決断とは当然、それに対する責任が伴う。自分が責任を取らないで部下や集団に責任を押しつける。こんな自己保身の社長には誰も従わない。おそらく部下は面従腹背になるであろう。まさにリーダーシップの欠如である。

 以上、社長の成功の条件は「あ・い・う・え・お」・「け・け」である。そして最後に、作家の藤本義一氏が別の意味で述べていたが、それを借用すれば、社長の成功の評価は「あ・い」から始まるあ・い=愛。現在放映中のNHK大河番組ではないが、愛がなければ、社長は務まらないと私は思う。さて何を、または誰を愛するのか。お金? 従業員? 自分自身? 正義? 社会的弱者? 権力? 「あ・い・う・え・お」・「け・け」によってビジネスが成功するとしても、その評価は「愛」によって左右される。

|

« 今日はお休みなさい・・・ | トップページ | 遠賀タクシー「事件」について:タクシー業界の経営革新と中内功 »

コメント

ご無沙汰しております。久し振りにこのような経営者の成功条件を聞く事ができまして、なんだかパワーがみなぎってきました。ありがとうございます!( ̄ー ̄)ニヤリ

投稿: 小川香織 | 2009年6月15日 (月) 21時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今日はお休みなさい・・・ | トップページ | 遠賀タクシー「事件」について:タクシー業界の経営革新と中内功 »