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2009年6月15日 (月)

朝から終日の講義:JICA研修「貿易促進コース」

 JICA(国際協力機構)が主催し、(財)神戸国際協力交流センターが実施機関となっている「平成21年度貿易促進コース」の講師を終日務めた。

 研修生は合計8名。その内訳は、アルゼンチン1名・バングラディッシュ2名、・ドミニカ共和国1名・モンゴル2名・ラオス1名・パキスタン1名である。いずれも各国の貿易促進を担当する若手官僚である。

 今回の研修では、私の大学の講義を受講している神戸市外国語大学2名、それに流通科学大学のESS所属で私のゼミ生2名が聴講した。なかなか英語に実際に触れる機会がないというので、この研修を聴講してもらうことにした。こういった学生と私の希望に対応していただいた主催者や研修生の皆さんに感謝を申し上げたい。

 この研修では、Emerging Business Opportunities in Japan Composite Edition 2009,MIPRO(Manufacturing Imports & Investment Promotion Organization)を教科書に使用した。これが研修生に好評であった。参照:http://www.mipro.or.jp

 同書は、最近の日本経済の特徴やアパレル・家具・物流など国内市場の動向が最新の資料で紹介されている。こういった英語資料は外国人にとって歓迎されると思うのだが、なかなか普通では入手困難である。私は、たまたま東京のベトナム研修で入手し、MIPROに連絡して送っていただいた。

 同書の中に「OTAKU」と「MOE」が紹介されてる(17頁)。「オタク市場」は4110億円、「モエ市場」は888億円の市場規模があると指摘されている。研修生は東京に今週移動するが、その間の秋葉原の訪問で、このMOEの実態を見聞することを勧めた。研修では、流通科学大学の学生2名はオタクとモエについて映像を交えて立派に説明してくれた。

 日本の主要産業は製造業というイメージを日本人自身がもっているが、こういった文化を世界に発信している。これは外国人のみならず、日本人にも広く理解してほしいことである。「漫画博物館」を建設する計画があると言うが、それを世界の人々が見学に来るようになるかもしれない。たとえばニューヨークの「メトロポリタン博物館」や「現代美術館」に「漫画博物館」は匹敵するかもしれない。ただし立地は必ずしも東京である必要はないと思われる。

 研修生との再会を約束した。モンゴルの温泉にも行ってみたいし、バングラディッシュは、ベトナム・ラオス・カンボジアに次ぐ生産拠点としてミャンマーと並んで注目である。アルゼンチンの「マテ」は健康飲料として一度は飲んでみたい。私にとって未知の国パキスタンはどうなっているのか。ドミニカ共和国のコーヒーはどんな味だろう。興味は尽きない。

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