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2009年6月 9日 (火)

就職活動で未内定の学生に贈る

 真面目な女子大学生なのだが、就職は未内定。おそらく彼女にとって初めての挫折ではないかと想像される。だから落ち込んで、就職活動から逃避したい。しばらく活動を中断している。

 他方、あまり深く考えないで生きてきた男子大学生。なんとなく大学に入学した。真面目で素直な性格だが、就職は未内定。就職したいのだが、この情勢だからやむをえないと思っている。

 今日、大学は異なるのだが、上記のような2つのタイプの4年生に会った。2人とも悪い学生ではない。むしろ好印象の青年である。おそらく例年なら就職は決まっていたと思われる。大学に関係なく、今年の就職難は深刻である。

 何とかしてあげたいと私は思うのだが、就職は本人次第。強制的に就職させるというわけにはいかない。やはり「自然の流れ」が必要である。この「流れ」を作るのは、やはり本人である。就職活動の主体は本人である。待っていれば会社が向こうからやって来るわけではない。自分でチャンスを自分に呼び込む外向きの積極性が必要である。

 では具体的に何をすればよいか。少なくとも履歴書を3通は常に持参することである。私は今日、上記の2人の学生に「就職はどう?」と質問して、以上のような返事であった。その時に「先生、内定は未だです。もしお知り合いの企業があれば、よろしくお願いします」と言って、私に履歴書を渡されるとどうだろう。何とかしてあげようと思うのが人情である。

 このような対応で彼女または彼の「流れ」が変わったかもしれない。最後まで可能性を追究して積極的に粘り強く営業することはビジネスパーソンの成功要因だが、厳しい就職活動の時期には、その資質の発揮が就職前の今に求められているとみなされる。

 就職未内定の学生は、気持ちを入れ替えて、これからが「本番」と考えることである。今後に内定を獲得した学生は、おそらく将来の仕事で成功するだろう。人間にとって苦労はムダではない。就職してから待ち受ける苦労を学生時代の今に経験しているのだから、社会人として自信をもって仕事に臨める。このように考えれば、現在の就職難は学生にとって「逆境」ではなく、むしろ自分を鍛え成長させる「好機」である。

 すべての就職活動中の学生の健闘を祈りたい。積極的で前向きで粘り強い学生が最後に勝利する。また同時に、そういった苦労を経験している学生を企業は受け入れて欲しい。就職難を経験した学生は、入社後も仕事で頑張るに決まっている。このような採用の好機はめったにないと採用担当者は考えるべきである。

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