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2009年5月13日 (水)

写真点描:メコン川3カ国をめぐる(6)

Dsc02640  プノンペンのホテルである。半地下室がレストランになっている。家族的なミニホテルという雰囲気である。名前は文字通り「フィーリング=ホーム」。以前に宿泊したアーモンドホテルが満室で、同じ経営者のこのホテルに宿泊した。ここで、いろいろカンボジア人について勉強になった。

Dsc02641  エピソード(1):私が朝食を食べている間にハウス=キーパーの女性が部屋を掃除をしていた。私は着替えの前にトイレやシャワーを使いたかったし、出発の時刻も迫っている。翌日にはチェックアウトなので「もうええから部屋出てって」と言ったのだが、「いやいや私に責任がある」という返事で掃除を続ける。しばらく待っていたが、もう時間がないのでフロントに連絡した。

 エピソード(2):上のような出来事の後に部屋に戻ると、無料の飲料水ボトルが1本不足していた。そこでフロントで水をくれるように言った。今度は20歳代の男性であった。通常、ベトナムでもラオスでもカンボジアでもホテルの飲料水は無料と有料で提供されるが、彼のもってきたボトルは有料の方だった。「まあ、いっか」と受け取った。この料金はチェックアウト時に請求されていなかった。

 エピソード(3):英語ができるレセプションは女性1名。チェックインとチェックアウトのお客が重なると時間がかかる。これにはやや辟易した。

 エピソード(4):ハウスキーパーの女性は英語を理解しないと思うのだが、その後に私が彼女にアイコンタクトして笑顔であいさつした。彼女も笑顔で応えた。私は「怒っていない」という意志を伝えたかったし、それを彼女は理解したようであった。その後に彼女は「顧客優先」「顧客満足」というサービス業の基本を教えられたのかもしれない。

 以上、これまでの私の経験と合わせれば、カンボジア人は、①真面目、②無邪気、③純粋、④経験不足、⑤素直。けっしてポルポト政権から想起されるような残虐・凶暴・虚無・恐怖といった印象はない。正直に言って、最初の訪問時のカンボジアは怖い先入観があったが、もはやカンボジアも私にとって普通の国である。(以下、続く)

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