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2009年5月11日 (月)

写真点描:メコン川3カ国をめぐる(4)

Dsc02627

 ラオプラザホテルからサムセンタイ通りをカンチャナやクワラオの方向に向かう途中にニュー・ラオ・パリホテルがある。その前にフランス料理店・ラドレッセの看板がある。

 すでにDsc02629紹介したが、なかなかのフランス料理であった。お客も欧米系の人々が中心であったが、これからは多国籍化するのだと思う。もちろん味は美味しいし、それよりも立地がよい。赤ワイン1本を頼んで、フルコースで1人約30ドルあれば、大満足となるであろう。日本で1人3千円のフルコースはありえない。

 これはメコDsc02631ン川沿いのランサンホテルから西に向かう通りの立て看板である。「全国リハビリテーションセンター」が主催して、ラオスの不発弾問題を学習するセミナーの開催を知らせている。こんなことを書くと、「ラオスは危険な国」ではないかと日本人は感じるかもしれないが、それは「日本は危険な地震国」と同じくらいの問題である。

 ただし地震は自然現象だが、不発弾はかつて米軍が投下した結果である。この除去処理は、日本の元自衛隊の人々のボランティア活動で進行しているが、依然として北部の山岳・農村部では課題となっている。新しいオバマ大統領の下で、こういった現状に米国も注目して当然であろう。米国のアジア戦略の観点から、こういった政策が利用されても不思議でない。
Dsc02632 ラオスの為替レートである。ラオスのキープ高が米ドルに対して進んでいる。地元情報によれば、米ドル建て預金として、新設のインドチャイナ銀行(韓国・コーラオが100%出資)は預金集めのために6%の金利を提示している。ラオスで預金すれば、この高金利と為替差益が見込めるかもしれない。(注:写真をクリックすれば、大きくなります。)

 以上、ラオスの経済発展は着実に進行中。世界同時不況の影響は限定的・間接的である。ベトナム資本の水力発電所の建設や、本年12月のアセアン国際競技大会(SEAゲーム)の開催などが経済成長を牽引するであろう。この地域における今年の経済成長率は、ラオスの「一国勝ち」になると私は予想している。

 ベトナムやカンボジアの経済とラオスが別個に発展してくれることが、これら3カ国が経済的に一体化した場合の「リスク分散」の効果をもつことになる。ともかくラオスに注目である。(以下、続く)

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