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2009年4月28日 (火)

ビールを飲んで乗用車が景品に当たる:ビアラオ社の試み

 現在ラオスにはビール醸造会社が2社ある。ビアラオ社とタイガービール社である。タイガーは2008年からの市場参入である。輸入ビールを除いてビアラオの独占状態であったラオスのビール市場は競争の時代を迎えた。

 これに対応するようにビアラオ社は、フォードの乗用車を商品にするキャンペーンを2008年に開催した。瓶ビールのキャップに自動車のマークがあれば当たり。当選者には乗用車がもらえる。その贈呈式が2008年7月8日にビアラオ社で開催された。

flairflair:乗用車を贈呈されたヴァネーホム氏は30歳であり、友人とビエンチャンのビアガーデンでビールを飲んでいて、注文したビール18本中の16番目が当たりだったそうである。こういう詳細がニュースとして報道されることがラオスの現状である。さて、この当選者が運転免許証を所持していない場合、自動車はどうなるのだろうか。そこまでは報道されていない。

 さらに2008年12月19日にはビアラオ社の創立35周年の記念式典がビエンチャンで開催された。これには、ブアソーン=ブッパーヴァン首相を始めとする政府首脳も列席している。ビアラオ社は1973年に創業され、当時の生産能力は年間300万㍑であったが、現在ではビエンチャン工場とチャムパサック工場の両方で2億㍑にまで生産が拡大した。

 なお同社の株主は50%がラオス政府であり、残りはデンマークのカールスバーグ社である。

 このビアラオ社のキッサナ社長がラオス全国商工会議所の会頭であることは先日に紹介した。私の愛飲するビアラオについては、その味の吟味とともに企業経営の動向にも目が離せない。

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