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2009年4月12日 (日)

ベトナムのサコムバンクがラオス進出:進む関係の深化

 ラオスの英語雑誌TARGET,ISSUE 30,JANUARY 2009によれば、ベトナムの民間銀行Sacombankが、2008年12月12日にビエンチャンに支店を公式に開設した。

 この支店は、定期預金・当座預金・中長期融資を始めとするフルサービスを提供する。開設式がドンチャンパレスで開催され、ラオス国立銀行のプーペット=カムフォヴァン総裁とサコムバンク=グループのダン=ヴァン=タイン会長が出席した。

flairコメントflair この報道は、ベトナムとラオスの関係が深化していることを示している。すでにラオスとベトナムの合弁のLAOVIET銀行があるが、今回は民間銀行の単独進出である。またビエンチャンにはカンボジアのACLEDA銀行も支店を設置している。

 通常、ビジネスの外国進出は、貿易や直接投資など実物ビジネスから始まり、その必要に応じて銀行が進出するという過程が一般的である。今回のサコムバンクのラオス進出は、その背景に実物ビジネスの深化と拡大を示唆している。

 ベトナム経済の悪化が指摘されているが、その理由は、ベトナム自国内の「バブル崩壊」とその後の世界同時経済不況が重なったためである。ベトナム自体の経済成長力は健在である。ベトナム企業の内需拡大が不調であれば、近隣のラオス・カンボジアに進出すると私は考えている。この報道は、その一端ではないか。

 ベトナム・ラオス・カンボジアを「点」ではなく、「面」として考える。これからのベトナムビジネスの考え方であると思う。

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