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2009年3月 3日 (火)

ラオスの経済発展:韓国からの影響

 ラオス証券取引所が2010年10月10日に開設予定である。その前の2009年末に隣国のカンボジア証券取引所が開設される。多くの日本人投資家は信じられないかもしれないが、これは既定の事実である。両国で証券市場の開設準備は着実に進んでいる。

Dsc02403  この準備を韓国政府と韓国証券取引所が支援している。世界同時不況によって韓国経済は危機的状況であるが、この支援は継続している。それは当然であろう。経済状況が悪いからこそ、より高い収益性のある事業を指向する。

 写真は、ドンチャンパレスホテルである。その右側から手前にかけて緑地のように見えるが、それは今が乾期だからである。雨期に入ると、その緑地が水没してしまう。

 JICA専門家としてラオスに私が滞在していた2001年にも、韓国企業・コ-ラオ(KO LAO)は存在感があった。自動車販売などが主な事業である。そのコアラオが、インドチャイナ銀行を設立した。まず銀行を設立し、おそらく次に証券会社が設立される。このように韓国は着々とラオスでの地位を確立している。

 これに対して日本企業は慎重だ。大手証券会社にとってラオス市場の規模は小さすぎる。他方、中小証券会社にとってラオスは未知の国である。日本の金融機関がラオスに注目しない理由である。

 ラオス政府は今年度の経済成長率を8%と見込んでいるが、それは「根拠のない自信」のように思われる。国際金融機関の予想によれば、その成長率は5~6%である。アジア経済を見渡せば、それでも高い水準である。ベトナムの次にラオスそしてカンボジアが注目である。

 

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