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2009年3月 5日 (木)

最も美味しいラオス料理店は私の家・・・

 今回のラオス訪問では、まったく偶然に関西大学・後藤先生と立命館アジア太平洋大学・Dsc02411_3 夏田先生と部分的にご一緒できた。さらに偶然に拓殖大学の吉野先生ともお目にかかった。春休みは、大学の先生にとって情報収集・研究調査の繁忙期である。

 後藤先生・夏田先生と一緒にラオス国立大学・LJCC(ラオス日本人材協力センター)・ラオス国立商工会議所を訪問した。そしてラオシルク博物館をご案内し、親友のハンサナ氏家族と夕食を共にした。ハンサナ氏は2001年以来の親友である。

 後藤先生と夏田先生は前日に名門ラオス料理店クアラオ(秋篠宮殿下や小渕元首相も食事された)で食事をされたそうであるが、ハンサナ氏奥様と妹様の夕食は、それよりも美味しいと言っていただいた。これは、まるで自分のことのように嬉しい。

 ダイエー創業者の故・中内功氏夫妻もハンサナ氏邸をご案内して、中内氏の葬儀時にはハンサナ氏から私宛に弔電のメールが届いた。ハンサナ氏が私に親しみを感じてくれるとすれば、それは故・中内氏の偉業があってこそである。彼は、私を誤解しているのかもしれない。そうであるとしても、ハンサナ氏との交流は8年目になった。

 ハンサナ氏の奥様の出身地はシェンクワン県であるから、彼女の料理もシェンクワン料理である。そもそもラオス料理は野菜が豊富である。薬膳料理と言ってもよい。そういう国だからこそ日本からツムラ(http://www.tsumura.co.jp/)がラオスで漢方薬の製造を始めている。

 今回も、コレステロールを下げると言われる小さな実がブツブツと付いた野菜(正直に言えDsc02415_2 ば「草」である)、胡麻付きビーフジャーキー、キノコを漬け込んだラオラーオ(ラオス焼酎:原材料は餅米100%)などを楽しく賞味させていただいた。その中でも初めては、写真の料理である。直感的に幼虫系の料理だとわかったが、それは蟻の幼虫であった。かつての日本人も蜂の巣の中の幼虫は栄養価の高い珍味として食していたから、ラオスで蟻の幼虫を食べたからと言って特に不思議ではない。

 こういう場合、私は何も考えないことにしている。通常も何も考えていない私であるから、食Dsc02420 べる料理も考えない。美味しければよい。また珍味であればよい。もっとも気持ち悪くなる味は遠慮したいが、これまでに遭遇していない。ベトナムの海老の塩辛やチュンベットロン(孵化直前のアヒルの卵)、ラオスのワットプーの船着き場で食べたバッタ系昆虫の串焼き、カンボジアのツバメの串焼きなど、いずれも美味しいとは言えないかもしれないが、珍味であって、けっして気持ちが悪くなるほどまずいということはなかった。これらは、日本のウニ・イカの塩辛・フナ鮨・カニ味噌などに相当する珍味と考えられる。

 ハンサナ氏家族の暖かく長い交流に感謝したいと思う。以前に私が遠慮して食事のお金を払おうとすると、ハンサナ氏の奥様が「あなたは私の家族だから・・・」と言っていただいた。それ以来、何も考えない私はハンサナ氏をラオスの親戚のように思っている。

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