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2009年3月15日 (日)

カンボジア証券取引所の開設の日程はどうなるか?

 カンボジアの証券取引所は当初、2009年9月9日の開設予定で準備が進められ、証券取引法も国会を通過し、現在は施行細則を詰めておりいる。また証券取引実務のカンボジア人研修も進展中である。

 それが昨年夏には、やや延期され2009年末と言われていた。その後に世界同時不況が発生した。カンボジア証券取引所を支援していた韓国は、それに伴って通貨が暴落した。

 すでに現地法人や駐在員事務所を設置していた韓国証券会社にしてみれば、2009年年末に証券取引所が開設されたとしても、その時点での投資資金を韓国内で集めることは困難という見方をしていると想像される。

 このような状況に対応するかのように、プノンペン消息筋によれば、フンセン首相は必ずしも2009年年末の開設にこだわらないという見解を示したそうである。これは2010年、世界同時不況の回復の程度に応じた証券取引所の開設という予想が成り立つ。

 他方、隣国ラオスでは、2010年10月10日の証券取引所の開設予定は不変であるから、こうなるとカンボジアとラオスの連続開設というような事態になる可能性もある。しかし両国ともに韓国証券取引所が支援しているのだから、韓国からの投資の状況に依存する問題であるかもしれない。カンボジアが遅れると、それに続いてラオスも遅れるということである。

 世界同時不況は、そもそも外国に開かれた証券市場をもたないカンボジアやラオスにとっては最も影響が少ないはずである。今後の展開に注目をしたいと思う。

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