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2009年3月 5日 (木)

フランス政府の人材育成:ハノイで研究方法セミナー

 ラオス国立大学経済経営学部の親しい友人にトンバン准教授とトンペット准教授がいる。この2人は、私の紹介で流通科学大学で短期の研修を受けているし、私の拙宅にも来ている。2001年以来の友人である。

 この2人が現在ハノイに滞在している。ハノイ商業大学で開催されている「研究方法セミナー」に出席するためである(3月2日~13日)。これはフランス政府のODAで開催されており、インドシナ3カ国(ベトナム・ラオス・カンボジア)の研究者を対象にしている。

 使用言語はフランス語であるから、ラオスから2人が選抜されたのだと思う。彼らはベルギー(Dsc02396_2 言語はフランス語)にも留学しており、英語よりもフランス語が堪能である。彼らのフランス語の発音に近い英語は、私にとっては慣れてきて聞き取りやすい。経営管理を講義する学部長のカムルーサ准教授もフランスで博士号を取得しているから、フランス語はできるはずだ。

 それ以外の経済経営学部の教員は、タイ・日本・シンガポール・オーストラリアなどに留学し、基本的に英語ができる。日本に留学して修士号を取得しながら、日本語が十分にできない場合がある。立命館アジア太平洋大学大学院・新潟国際大学大学院・政策研究大学院・早稲田大学大学院などでは、英語で講義が提供されているために日本語能力は必要ない。

Dsc02395a  さて3月1日(日)に、ハノイ出発前のトンバン先生の家族と私のホテルの近くで夕食をご一緒した。先生の奥様はベトナム語が堪能であり、夏休みは毎年のようにベトナム中部ダナン方面に陸路で家族旅行をしている。彼の子どもは12歳。中学2年生である。

 トンバン先生は以前オートバイに乗っていたが、今では韓国製の小型乗用車を所有して運転している。このように間違いなくラオス人の生活は向上している。トンバン先生との交流も私にとってラオスを魅力的な国にしている。

 それにしても、フランス政府のODAによって研究方法のセミナーが開催されるとは、いかにも学術志向のフランスらしい。研究方法を学ぶことは悪くないが、間違いなく日本のODA対象にはならない。日本は応用力や実践力を重視してるとみなされる。

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