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2009年2月 6日 (金)

大阪府と(財)大阪産業振興機構が「タイ・ベトナム経済交流ミッション」を募集中

 大阪府と(財)大阪産業振興機構は、以下の要領で「タイ・ベトナム経済交流ミッション」の参加企業を募集中である。

旅行期間:2009年3月10日(火)~14日(土)5日間

旅行代金:179,000円

訪問地:ハノイ、ホーチミン、バンコク

趣旨:
 日本との経済連携協定(EPA)が締結・発効し、世界的な景気低迷の中にあっても、製造拠点として、また市場として、依然注目を集めるASEAN(東南アジア地域)。
 大阪府、(財)大阪産業振興機構では、ASEAN地域のうち、タイとベトナムに府内中小企業者から成る経済ミッション団を派遣し、現地企業との商談の機会を参加企業の皆様にご提供するとともに、両国における進出可能拠点等を視察します。ぜひご参加ください!

問い合わせ:双日ツーリスト㈱大阪支店「タイ・ベトナム経済交流ミッション」宛て
 FAX:06-6206-2061

 私見では、ベトナムとタイの両国を訪問することが、この経済ミッションでは興味深い。タイのバンコックの発展にホーチミン市が追いかけている現状がある。スポーツ分野では昨日に指摘したように、サッカー試合でベトナムがタイに勝っている。この両国に挟まれた国が、カンボジアとラオスである。

 もっと時間に余裕があれば、これらカンボジア・ラオスを訪問すれば、インドシナ半島=メコン川流域国の発展が理解できるであろう。実際にラオスやカンボジアを訪問してみれば、タイとベトナムの影響が大きいことが実感できるであろうし、さらに両国に対して中国が投資拡大していることが見聞できる。

 インドシナ半島のゲートウェイとして、ハノイ・ホーチミン市・バンコックのいすれを拠点にするか? こういった視点が、今回のミッションのの一つの目的である。すでにいずれかに拠点をもっている企業は,戦略的には出口を見ておく必要がある。ホーチミン市が入り口なら、その出口はバンコックと想定する。その間のカンボジアで儲けることを考える。バンコクが入り口なら、ホーチミン市に抜けるか、ハノイに抜けるか。これらの拠点を設営して、その間を結び付けて生産ラインを構築する。

 この経済交流ミッションでは、主催団体と委託契約している総合商社・双日が現地におけるビジネス=マッチングに協力する。

 中小企業の経営者は一般に総合商社を敬遠する。「敷居が高い」という印象があるのだろう。私はホーチミン市の双日の藤田さんに昨年お目にかかったが、「中小企業は大歓迎」と言われていた。ともかくベトナムに来ていただいたら、そこで何らかのビジネスが生まれるという発想が総合商社にあるようである。

 さらに上田曜子教授(同志社大学)と私が訪問前の研修でお話することになっている。同志社大学経済学部・上田曜子教授は、かつて流通科学大学で私の同僚教授であって、タイ研究の専門家である。タイとベトナムに関するhappy01「ダブル上田」happy01の事前研修である。ぜひ、多数の参加をお願いしたいと思う、なお上田曜子教授と私に縁戚関係はない。共通点は「名前」と「愛犬家」ということである。

 景気後退の時期だからこそ将来の布石を打つ。中小企業にとっては年度末の多忙な時期と思われるが、それだからこそ、ぜひ私は会社の将来を担うことが期待される若い幹部候補生の従業員の方々に参加を勧めたい。

 日本国内の市場だけを見て「視野狭窄」になっていては、自分の会社の夢や将来を語ることはできないと思う。そのことを企業経営者の方々は、すでに理解されていると思う。このミッションを通して、その思いを共有できる若手の幹部候補の方々を社内でお持ちになられるとよい。おそらく、その会社はかなり元気になるはずである。

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