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2008年12月11日 (木)

ベトナムではM&Aファンドが有望な分野

 日本および世界では、ファンドによるM&Aが、世界金融危機の影響によって本年は減少していると報道されている(『日本経済新聞』2008年12月8日)。

 他方、ベトナムではM&Aファンドは有望な分野であると思われる。特に業績不振の企業株式を安価で買収するという手法が有効ではないか。取得した株式を他企業に転売したり、新たな経営者の下で経営再建する。経営資産の効率的な配分や、従業員の雇用維持を考えれば、会社を清算するよりも効率的な方法である。これがベトナムで法的に可能であるが、そのノウハウや手法は未経験の領域である。

 借金返済で苦しんでいる企業と融資銀行の間に入って、その企業の株式をファンド資金で取得する。その資金は銀行融資の返済の一部に使用されるが、銀行は残りの債権を放棄する。銀行にとって融資の全額回収が不可能であれば、一部の返済でも好都合である。株式上場を前にした銀行は、財務内容を改善するために、このような不良債権の処理を望んでいるはずである。

 こうした企業再建ビジネスはベトナムで必要とされていると思うが、そのノウハウがベトナムにない。ベトナムにおける外国企業のビジネス=チャンスは、この分野にも拡大している。

 

 

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