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2008年12月12日 (金)

麻生総理とチェット大統領は会っていた

 日本の報道を見ていると、麻生総理が就任して以来、日本とベトナムの首脳会談が開催されたことはないと思われる。しかし実は、ペルーのリマ市で開催されたAPEC非公式首脳会議の時に、麻生総理とチェット国家主席の二国間首脳会議が実現していた。11月21日のことである。

 この情報源は、在ベトナム日本大使館の坂場三男特命全権大使である。大使自身が、大使館のHP(ホームページ)の中で紹介している。

 http://www.vn.emb-japan.go.jp/html/ambassador%20message%2018.html

 この中には、ハノイの日本商工会が主催するチャリティゴルフに参加された話も出てくる。さすがに会場の名前は掲載されていないが、おそらく日系のハノイゴルフ場である。ハノイゴルフ場の室賀社長のことは以前に本ブログで紹介したことがある。「大使が多忙でゴルフ場に来ていただけない」と言われていたが、ようやく実現したのだと思う。

 このような大使のメッセージは異例ではないか? 坂場大使のお人柄とベトナムに対する思いが伝わってくる。在外大使館の敷居の高さを感じさせない試みとして注目されてよい。

 ただし一般的な留意事項であるが、公私混同がないかということである。このベトナムの場合、大使館の公的なHPのメニューの中に「大使からのメッセージ」が含まれている。これは公的性格が強い。したがって特定の民間ゴルフ場の宣伝になるような固有名詞が掲載されていないのだと思う。大使の高い見識を示している。

 これに対して公的なHPから私的なHPのブログにリンクしている場合は、どう考えればよいか? それぞれのHPは異なっているが、リンクしているのだから一体化している。まさに本ブログがそうである。流通科学大学の公的なHPと私的なニフティ社のブログHPとがリンクしている。私自身は、個人的な見解として本ブログを書いているが、その内容について大学に対して意見を頂戴したことがあった。

 このように公私混同の問題が、HPとHPのリンクから発生することがある。公私の区別の基準は何か? インターネットにおける新しい課題であると思う。

 

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