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2008年12月 9日 (火)

数字が違う:ベトナムでの解釈

 12月7日(日)に「日本語能力検定試験」が開催された。NHK衛星放送の報道をハノイで見た。そこでは中国会場の様子が放映されていた。

 この開催はベトナムで知ったが、その受験生の人数が情報源によって相違している。ホーチミン市のベトナム人の情報では、昨年が8千人、今年が1万人。ハノイの日本人の情報では、昨年が1万1千人、今年が1万5千人。いずれも増加していることに変わりないが、どちらが正確な数字であろうか。主催の国際交流基金の統計によれば、2007年の受験者数は11433名だから、ハノイの日本人情報が正しい。

 このような曖昧さや不確実性がベトナムにある。ベトナムは、うわさ=口コミの社会である。ただし、正確な数字や情報を知ることは重要であるが、それがなければ何もできないというのではベトナムで仕事ができない。たとえば本当にベトナムの会計情報が信用できるのかは疑問である。 しかし概要や傾向は理解できる。

 国際ビジネスの現場でベトナム人は情報の正確性や透明性が重要であることを学んでいる。また大学でもマルクスレーニン主義思想と同時に、論理実証主義の科学的分析方法を学ぶことが必要になってくる。そうでなければ、国際社会で通用しないからである。

 客観的な数字を入手し、それを分析する。ベトナムの近代化と工業化を進めるための一般的な課題であると思う。

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