政治的安定:ベトナムの優位性
タイの国際空港が反政府市民団体によって現在も閉鎖されている。11月26日にはインドのムンバイで死者100名以上のテロ事件があった。さらに少し前には、タイとカンボジアの国境での軍事衝突があったが、現在は沈静化している。
このような政治的・軍事的な紛争・対立は、経済発展にとって大きなブレーキになる。工場生産や物流が中断する「オペレーショナルリスク」が確実に増大する。その結果、もちろん「カントリーリスク」が高まる。外国投資は減少・撤退する。
これに対してベトナムの政治的な安定性は世界から評価されており、それがベトナム直接投資の主要な魅力になっている。なぜ安定しているのか?
理由は単純ではないが、そのキーワードは「ホーチミン思想」、儒教精神、「草の根」の保守イデオロギー、柔軟な政策、祖国戦線、愛国心、着実な経済成長と言ったところであろうか。ベトナムの政治的な優位性が改めて再認識されなければならない。
なお、この「草の根」の保守イデオロギーは古田元夫教授(東京大学)の命名である。
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