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2008年10月 1日 (水)

ブログ復活:エネルギー総量を高める・・・

 大学の講義も始まり、私の気力が回復しました。より正確には、気力を回復させました。以前から懸案の原稿は未完成ですが、ブログは再開したいと思います。もちろん原稿も超人的に頑張ります。

 執筆のエネルギー(=気力・士気・意欲)を原稿に「集中」するためにブログを休載していましたが、ブログの休載によって、このエネルギー総量の水準が低下したようです。これは「集中」から派生する悪影響というべきものです。

 これに類似したことは企業経営にも発生するように思われます。現在は経営資源の「選択と集中」の時代と一般に指摘されていますが、これは要するに、従来の「拡大成長路線」が継続できなくなったことを意味しています。

 「選択と集中」では、必ず「選択されない」部署(=人間)が発生します。そういった人々のエネルギーは低下して、全体としてのエネルギーは低下する。そうなれば、「選択と集中」の成果は予想外に低いかもしれません。「行け行けドンドン」という拡大成長路線が、全体のエネルギーの総量を高めることは間違いないと思います。特に私の場合は・・・。

 先週末、私の高等学校(甲陽学院)の同窓生が突然に亡くなりました。神戸大学医学部の講師をして現在は神戸市西区で眼科医を開業していました。原因は多忙な仕事のようです。彼には何度か眼科手術のことで相談したことがあります。ご冥福をお祈りしたいと思います。こういうことがあると、改めて健康に注意しなければと再認識できます。私にとって拡大成長路線の制約条件は健康問題です。

 ベトナムの証券投資ファンド会社ロータス社は、いよいよ上場を目標に増資をすることになりました。世界的な金融危機の状況下ですが、ベトナムの株式市場は直接には影響を受けていません。本年5月に「ベトナム通貨危機説」を唱えた米国投資銀行が、自ら金融危機を迎えることになりました。強大な戦力を誇った米国軍が敗退したアメリカ戦争(=ベトナム戦争)を思わせる「皮肉」のように思われます。

 世界経済の停滞でベトナムの輸出は減退するでしょうが、かえってインフレ抑制効果があり、ベトナム経済にとって好都合かもしれません。ベトナム経済の堅調な成長が期待されます。このことは、ベトナム株式市場に好影響を与えないはずがありません。すでにベトナム証券関係者は、昨年からの「バブル崩壊」を体験し、そこから多数の教訓を学んでいます。「黎明期」の熱気を経て、着実な「成長期」に入った。これがベトナム株式市場の現段階と言えます。では、次の熱気はどこに移るか? おそらく間違いなく、カンボジア・ラオスです。

 「行け行けドンドン」の拡大成長路線によって、エネルギーの総量を高める。これは、「選択と集中」路線が主流となっている日本を舞台にしては無理かもしれませんが、ベトナム・ラオス・カンボジアでは可能なことだと思います。日本国内で「選択と集中」なんて気取っていないで、ガンガン前進できる新しい舞台(=国)を見つける。日本の経済社会を活性化する一つの方法であると思います。

 今後とも、よろしく本ブログをお願い申し上げます。

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