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2008年10月 2日 (木)

ビジネス実践の魅力とは何か?

 大学2年生のゼミが始まって、「大学とは?」「研究=学問とは?」「ゼミとは?」「ビジネスとは?」「就職とは?」「アルバイトは・・・」 といった入門的な話をしています。

 これらには多様な意見があって当然で、私の考えや見解を学生の押しつけるつもりではありません。ただし、これまで余り考えたことのない話を学生は初めて聞くのですから、その影響力は大きいと言わざるをえません。

 これらの中で「ビジネスとは?」は、実際にビジネスに関与していないと自信をもって言えない部分でしたが、自分で会社を設立してからは、少しばかりの体験に基づいた意見を言えるようになりました。最近になって気がついたことは、ビジネスが知的な興奮を伴う魅力的な体験を提供してくれると言うことです。

 学問の世界でも、もちろん知的な好奇心や興奮があり、それこそが学問の醍醐味なのですが、その対象が、どちらかといえば、静態的・固定的なものです。たとえば文献研究は重要な作業ですが、すでに書かれた文章を読み込んでいく地味な性格をもっています。そこからの知的な発見はありますが、この年齢になると、それほどの興奮はなくなります。

 新しいことを言っている著書や論文でも、「どこかでだ誰かが言っていた」というような内容を読まされると、少なくとも興奮はありません。

 これに対してビジネスは千変万化。相手が変わり、環境も変わる。毎回毎回のビジネスの商談が応用問題。この変化対応は間違いなく面白い。知的な好奇心・刺激を受けます。しかし注意すべきは、日々の応用問題に没頭すると、より新しい大きな変化(=パラダイムの転換)を見逃すかもしれないということだと思います。

 「ビジネス実践は金儲け」は事実ですが、それがすべてではありません。知的な興奮にハマってしまうと、これはやめられん・・・。おもろいで・・・。

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