« では、行って参ります!! | トップページ | 「大学洋上セミナーひょうご2008」とその後 »

2008年8月29日 (金)

「大学洋上セミナーひょうご2008」:シンガポールに着きました

 8月18日に神戸を出発して、8月24日・25日にホーチミン市で陸上活動。そして8月28日にシンガポールに上陸。29日は「ふじ丸」から下船して市内のホテルにいます。前期講師としての仕事が終わりました。これまでの簡単な活動を写真で紹介します。

Hoomestay_012  8月15日から17日まで貿易大学ホーチミン市校のウエンさんとハンさんが拙宅にホームステイしました。写真の背景は京都の清水寺。
 日越経済交流センターが呼びかけ、(財)兵庫県国際交流協会が受け皿となった皆さんのご寄付のおかげで、この2人を始めとして合計20名のベトナム人大学生の来日が実現しました。「大学洋上セミナーひょうご2008」に参加し、日本人学生480名と一緒に船上で学生交流をします。神戸港からサイゴン港まで「ふじ丸」に乗船して2人は帰国します。

Dsc01513  台風を避けるために航路が変更。台湾海峡を越えて香港まで全速力。その後はベトナム沖200㎞から300㎞をホーチミン市まで南下しました。2万3千トンの大型船ですが、さすがに少し揺れました。そうは言うものの台風の影響は、ほとんどなく船上の講義は順調に進みました。写真は、船内の航路図。白い点が現在位置。海南島の少し南です。朝食は毎日が和食でした。豪華な品数で文句はありませんが、野菜ジュースや野菜サラダが恋しい。

Dsc01650  ブンタオ沖を経由してサイゴン川の河口から市内のサイゴン港に至る左右の風景に感動しました。最初はマングローブが左右に広がり、その中に次第に海老やカニの養殖場が見えました。港に近づくと大量のコンテナーの積み出しのクレーンが林立。この活気に圧倒されました。経済活動の「呼吸」を「物流」から感じることができることを体感しました。ベトナムは健在です。港に到着するとベトナム国家社会人文大学の学生達が出迎えに来てくれていました。日本人の学生は、この歓迎とアオザイ姿に感激の様子でした。

Dsc01698  8月25日にベトナム国家社会人文大学のホールで学生交流が行われました。日本側からは「よさこいソーラン節」が披露されました。ベトナム人学生に負けずに日本人学生も元気で立派でした。ベトナムと言えばアオザイですが、日本と言えば何か? 日本文化の多様性を感じました。その前日には船上で懇談会があり、日本総領事館の水城総領事を始め、吉岡JETRO所長、藤井日本センター所長のご出席を賜りました。吉岡さんと藤井さんは以前から面識があり、懐かしい再会でした。

Dsc01758  ホーチミン市からシンガポール国立大学の学生20名が乗船し、船内での学生交流を続けました。もちろん講義や試験や、ベトナム調査活動の報告もあります。学生も多忙ですが、講師も多忙です。
 写真は、シンガポールのハーバーフロント接岸の直前です。シンガポールからホーチミン市には格安航空券がありますが、それは人間の交流を活発にする経済効果を考えたシンガポール政府の政策と言われています。9月には「F1レース」が世界初の市街地で開催予定。さらに現在はカジノが建設中で、次にユニバーサルスタジオも誘致。国際観光都市としてシンガポールは国家戦略が明確です。

 神戸からベトナムを経てシンガポール。私は下船しますが、ふじ丸は広州・香港を経て9月7日に神戸港に戻ります。シンガポールからは野上神戸大学学長に代わり、川合神戸女学院大学学長、さらに阿南・前中国特命全権大使も特別講義のために乗船されます。

 学生・教職員の無事の帰港を祈りたいと思います。学生リーダーの大学院生や各大学から派遣された職員の方々の学生に対する献身的な努力に感心しました。この大学洋上セミナーの乗船は2回目ですが、こういった方々の苦労が前回は見えなかったように思いました。当時の私は若かったのだと思います。この自省は大きな収穫でした。

 この大学洋上セミナーは、今年の第15回で最後になります。これだけの大規模な大学交流を全国で唯一、兵庫県が実施していましたが、そのセミナーが終了です。多くの人々が存続を望んでいますが、惜しまれて終わるのも判断のひとつだと思います。最後のセミナーに参加できたことに感謝しています。ベトナムを再訪してくれる日本人学生、それに日本が大好きになったベトナム人学生の今後の活躍に期待したいと思います。

|

« では、行って参ります!! | トップページ | 「大学洋上セミナーひょうご2008」とその後 »